エネルギーからみた組織コンサルティング⑧ | 続・ティール組織 研究会のブログ

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ティール組織が話題になっているが、具現化するにはどうしたらよいか?
その研究を続けるにあたり、さらに次の形態である、続・ティール組織なるものまで視野に入れ、具体的な施策・行動内容を研究・支援する会。

先に組織を人間と捉えた際の各部位の

役割について記載した。人間の部位の

役割がいかに複雑に関係しあっている

様子がよく分かった。

 

それゆえ、組織でも同様な行動ができて

いるのならば、人間と同じように動ける

という訳である。それを目指していきたい。

 

 

先までは、脳、顔、両足、脊髄と、それぞれ

の役割を確認してきた。次は、口の役割を

確認していきたい。

口の役割を担うのはYさんであった。

口の役割は波動レベル5というやや高い

レベル感であり、人間にとって無視できない

重要な部位なのである。

・Yさん:波動レベル3ゆえに、少し開きあり

 

 

・口の役割

×食物を噛み、食べやすくすること。

様々な難題が組織に降ってきた際、あるいは

各メンバーから管理職への感情的なもつれ

などの際に、口の役割の担当者が大いに

活躍してくれる。難題をより分かりやすい形

に表現しなおしてくれたり、メンバーの言いた

いことを要約して管理職に伝えてくれたりする

のである。

 

Yさんの場合、メンバーからの信頼感がなく、

メンバーから相談されるような立ち位置に

いない。どちらかというと、自分の言いたい

ことをズバズバ言うタイプである。

このようなタイプが口の役割では、組織とし

て十分に口の役割を果たしていないと言え

るだろう。

 

口の役割というのは、組織を代表して言い

難いことも言ってくれるような存在であり、

自分勝手に言いたいことをズバズバ言う

のとはわけが違う。それを管理職は認識

して、口の役割を担う担当者を配置すべき

なのであるが、現状はそうなっていない。

それゆえ、Yさんを別な人と入れ替えるのか、

それとも、Yさんを育成していくのか、である

のだが、管理職に選択してもらう必要がある。

 

いずれにしても、現状のままではYさんは、

口の役割としては全く機能していない。

よって、問題である!

このままでは、口の役割が機能不全を起こし、

言いたいことが言えない組織になってしまう。

そうなると、不正やパワハラが芽生える可能

性も出てくるので、社長としては要注意で

あろう。早々に問題を解決したい!

 

×正しい噛み合わせが平衡感覚を保つ。

人間は噛み合わせがズレると体全体の平衡

感覚までズレてくるのである。

噛み合わせが原因で起こる顎関節症の症状

の中に「めまい」などもある。

過度なストレスを感じたりすると脳は無意識に

ストレスを発散させようとし、その発散行動とし

て歯を強く食いしばったり歯ぎしりと言った行動

を取る事により力が掛かり、そしてその力が

過度に顎関節にかかった結果、顎関節症が

発症すると考えられるのだ。

 

組織でいうと、口の役割の担当者が、意見を

要約する際に、やや違った方向に要約して

しまうことが続く場合である。

外からの情報であれ、組織内からの情報で

あれ、口の役割の担当者がきちんと受け取り

きちんと要約して発信してくれることが重要な

のだが、その要約が少しずつズレていたなら

ば、そのズレも塵も積もれば山となるなので

ある。徐々に組織全体がズレ始めるのである。

 

Yさんの場合、きちんとメンバーの意見を要約

してくれているかというと、かなりズレた要約

になっていることが多く、これが信頼を得て

いない原因になっているのであろう。よって、

問題になっている。

 

的確に要約するには、やはり波動レベルが

関係してくる。抽象度の高さを求められる

のと同様なので、いかに相手が何を言いた

いのかを要約する際に、1段レベルの高い

位置から俯瞰して見るのである。そうすると、

要するにこういう事がいいたいのでしょ?と

的確な要約ができるのだ。

それが波動レベルという訳だ。よって、波動

レベルが高い人が発言した内容をYさんは

要約できないのである。俯瞰してみようにも

Yさんの波動レベルが3であり、身の回りに

しか意識を飛ばせないのだ。だから、波動

レベル6とか7の人が地球規模の話をした

際には、ちんぷんかんぷんという表情を浮

かべることになる。これが波動レベルという

ことなのだ。

 

〇味覚として、食べ物のおいしさを感じる。

口の中、特に舌が食べ物の味覚を感じる

部分である。おいしい食べ物を食べると、

心まで幸せを感じ、満たされたような気分

になっていくのだ。

 

組織でいうと、嬉しい情報、幸せになる情報

や出来事が起こり、それを口の担当者が、

組織を代弁して関係各所へ発信してくれると、

組織全体が幸せな気分に包まれる。それほ

ど口の役割の担当者は話し方が上手で、他

の人々を巻き込んでいける話術がある。

人を引きつけ、人を魅了し、人を納得させる

話術があるというのは、組織にとって重要な

ことなのである。

 

Yさんの場合、その人脈や伝えるタイミング

などは素晴らしいと評判で、話術も長けて

おり、人を引きつける力がある。関係各所

への情報伝達は十分に機能しており、よい

噂はすぐに広まっているのだ。よって、今は

特に問題はない。

 

〇言葉を発する。

これは先から記載しているので、割愛する。

 

△愛情、怒りなどの感情表現する。

口の役割で重要なことは、言葉を発する

ことだけでなく、微妙な感情を表現すること

もとても重要である。微妙な言葉使いや、

その強弱やスピードを変えて、感情を表現

していくのである。

特に愛情表現はセンスが問われる。単に

”好きです”といっても全く伝わらない時も

あれば、強弱やスピードを変えて言うこと

で見事に伝わる時もある。それほど感情の

表現は難しいのだ。センスが必要となる。

 

Yさんの場合、話術は長けてはいるが、

その話術は楽しさ、面白さを追求した表現

が多い様子。これはお笑いタレントの手法

と似ている。お笑いタレントは様々な情報

や出来事を誇張して、旨味を抽出してネタ

として話すのだろう。だから、面白い!

しかし、このような表現方法では、愛情は

表現しにくい。誇張したり、部分を抜き出し

てしまう表現では、本当の愛は伝わらない

のである。Yさんも、同じく、愛情表現が

下手であるゆえに、組織の口の役割を

充分担えていないのであろう。よって、

問題である。

 

では、どうすれば愛情表現も上手にでき

るようになるのか?それはもう単純な答え

になるが、本当にそう思うか、思わないか、

にかかっている。本当に愛情を心の底から

感じたならば、それが自然と口から出るし、

心の底から感じずに上辺だけを感じれば、

軽い愛情表現になる。

つまりは、愛の深さ。そう、やっぱり波動

レベルの高さに関係してくるのだ。波動

レベルが8や9まで行くと、愛という存在

しか残らないほど、愛に溢れたエネルギー

体になっていく。三位一体波動理論でも

何度も説明してきたが、精神の部分が

”愛の行動”に置き換わるのであったが、

愛の行動レベル8、9あたりになると、

”あらゆるものを許す”、”無条件の愛”、

などの行動レベルになってくるのだ。

 

Yさんの波動レベルが3であるゆえに、

どうしても今は、愛については深く理解

することは難しいのかもしれないが、

もう少ししたら、イベントが発生し、一気

にエネルギーが100まで急上昇する。

(詳細は、エネルギー時期変動図より)

このタイミングで、深い愛を知る可能性

もあるのだ。だから、今は問題だが、

もしかしたら、近いうちに組織を牽引する

ほどに波動レベルを高めるかもしれない。

 

〇噛む動作が脳への刺激になる。

噛むというリズミカルな刺激は脳への刺激

にもなるのだ。よって、口と脳は連動して

いるのだ。

 

組織でも同じで、口の役割の担当者が、

好き勝手なことを発言できる訳ではない。

やはり、組織としての立場を踏まえた発言

が求められるので、それには脳である部長

との連携が欠かせない。

 

Yさんも、部長との連携は良好な様子で、

部長もYさんの話術を含めた能力を買って

おり、頼りにされている様子。

特に問題はないといえる。

 

△呼吸するのに重要な器官となる。

口の最も重要な仕事はこの呼吸であろう。

口が閉じれば、たちまち呼吸困難となり、

人は死んでしまう。それほど、口からの

呼吸は重要であり、最重要といえる。

 

組織でいうと、口から多くの酸素(情報)を

取り入れないと、組織は呼吸困難で壊死

してしまうのだ。一見、他の部位からも情報

は取れそうな気はするのだが、口からの

情報が最も多く、最も濃密なのである。

 

では、どんな情報を口は取ってくるのか?

身の回りにあるあらゆる情報といえる。

管理職が取ってくる情報は、社長や役員

からの経営上の情報が多いだろう。

足の担当者が取ってくる情報は顧客情報

や外からの情報が多いだろう。

口の担当者の情報は、身の回りのすべて

の情報なのである。なぜなら、酸素を吸う

時に遠くの山まで行って酸素を吸うわけで

はないだろう。身の回りにある酸素を吸って

いるであろう。それと同じだ。​

 

身の回りの情報とはどんな情報かというと、

メンバーの感情であったり、他の組織の

情報であったりするのだ。つまり、本当に

自分の組織の周りにあるあらゆる情報を

吸収していくのが口の役割なのである。

自組織が会社内でどんな立ち位置におり、

他組織が動くことで自組織はどう連係す

ればいいのか、いわゆる横の連係である。

これは後々記載するが、会社という巨体を

考える際には各組織が組織内の人の連係と

同じような連係をとらねばならない。

その際に口の役割の担当者が欠かせない

のである。それゆえ、四方八方にアンテナ

を張りめぐらせて、どんな情報でも吸い取る

意識がないと、口の役割は勤まらないのだ。

 

幸い、Yさんはまさにこのタイプであり、

周囲にアンテナを張り巡らせ、あらゆる

情報をネタとして拾ってくるお笑いタレント

のようなアンテナの張り方をしている。

おもしろ可笑しい情報、悲しい情報、

苦しい情報、危ない情報などを瞬時に

拾ってくるのだからすごい。これはもう

センスが必要なのだ。普通の人に、

アンテナを張り巡らせなさいと言っても

どうやって?とそのやり方すらわからな

いかもしれない。そう、センスなのだ。

 

ただ、職種が外勤営業のため、ほとんど

外にいるので、組織内にいないので情報

が入らないのだ。これは問題である。

口の役割の人はやはり組織内に多くの

時間いる人がよい。それゆえ、Yさんで

なく別の職種の担当者の方が良いのだ。

 

〇食いしばりにより、力を発生させる。

食いしばることで、馬力がでることは

十分理解しているだろう。

 

組織でも同じだ。口の役割の担当者が

ここぞという時に、崩れずに踏ん張ってく

れることで、組織は耐えられるのである。

力が湧くのである。

 

Yさんも、苦しい時の踏ん張りは十分でき

ているといえる。それほど、地力はある。

よって、問題になっていない。

 

×第5チャクラを開く

Yさん自身が波動レベル3ゆえに、どうしても

この第5チャクラを開くのは難しい。

 

 

以上が口の役割の分析であった。このような

詳細な分析をコンサルタントが提示してくれ

ば、社長はびっくりするであろう。どうして、

ここまで分かるのか?と。

口の役割は組織にとってとても重要なので、

ぜひあなたの組織でも口の役割がきちんと

機能しているかどうか、同じようにチェックし

てみて欲しい!