”愛記”について④ | 続・ティール組織 研究会のブログ

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ティール組織が話題になっているが、具現化するにはどうしたらよいか?
その研究を続けるにあたり、さらに次の形態である、続・ティール組織なるものまで視野に入れ、具体的な施策・行動内容を研究・支援する会。

先から、”愛記”について記載している。

愛記の一番のポイントは、”科目”に

各行動を分類することである。

 

これは、簿記も同様であろう。

1000円というお金が動いたのは、

どういう行動によるものなのか?

・普通預金からの引き出し

・借入をした

・売上がたった

・配当金をもらった

 

など、多種の行動が考えられる。

これらに仕訳して、現金が増えたと

するのであろう。”愛記”も同様である。

どういう行動をしたら、”愛”が増える

のかを記入していく。

ただ、資産や純資産というものもあり、

資産は、エネルギー、やる気、ゆらぎ

純資産は、波動レベル、次元レベル

等と解釈して、仕訳していくのである。

 

これにより、月次で、”お金”の流れ

である、P/L、C/S、B/S等をチェック

していくと同時に、愛記により、”愛”

の流れをチェックしていくのである。

これで、ようやく、

・目に見える活力:”お金”

・目に見えない活力:”愛”

という両輪が揃うのであり、これで

はじめてティール組織が実運用に

乗るのである!

 

結局は、ティール組織というのは、

目に見える流れだけを追いかけて

いる現在の会社に対して、それだけ

ではなく、目に見えない流れもきちん

と追いかけていけば、もっと楽しい、

もっと自由な会社になりますよ!と

言っているのと同義なのである。

この目に見えない流れこそが、”愛”

なのであり、ラルー氏が”愛”という

言葉を恐る恐る語っている、本音の

部分なのである。

 

さて、今回は愛の行動Lv4について

科目を記載したい。

 

これが、Lv4の科目である。

この科目を使って、具体的に仕訳

をしていくのである。例として、

営業1課のOさんの”仕訳”を見る。

 

〇感情をコントロールすること!

という魂からの想いを感じ取った。

よって、自分は、営業1課内にもっと

イライラをぶつけてしまうブラックな

環境を改善する必要があると考える。

不平、不満、悪口、怒鳴る、机を蹴る、

相手をののしる、などの感情表現が

必要なのは、支配する場合である。

しかも、恐怖で支配する、権力で

支配する、場合に必要となるのみ。

 

波動レベルが高まってくると、支配

するという概念から、協力する、

共鳴する、共感する、などの体制

に変わってくるのだ。これがティール

組織というものである。よって、支配

する必要が無いティール組織になれ

ば、不平、不満、悪口、怒鳴る、蹴る

という感情表現が必要なくなってくる。

つまり、強引に相手を支配するような

従来のマネジメントでは”ゆらぎ”は

発生しないのだ。そうではなく、共感、

共鳴、協力というマネジメントにより、

”ゆらぎ”は発生するのだから。

 

ただ、従来のマネジメントである支配

を完全になくすことは会社経営上は

難しいであろう。それゆえ、科目に、

”感情コントロール”というものがあり、

自分を律する必要がある。怒りの

感情が生じた際にも、怒鳴りちらす

のではなく、冷静に相手に不快とい

う想いを伝えれば良いだけなのだ。

これができないから、波動レベル4が

クリアできない!という人も多い。

 

よって、仕訳としては、怒鳴りちらす

相手に対して、自分から話しかけ、

冷静に、”感情をコントロールする”

ことを伝えていくことであり、これが、

サポートや協力体制ということだ。

皆が、”感情をコントロールする”

というサポートができるような体制を

提案したい。

 

・背景:

組織マネジメントの大元は、軍隊の

理論なのである。階層化して命令

を上から下へきちんと伝達していく。

従わないものには、罰を与えると

いうマネジメントである。

これが従来のマネジメントと呼ばれ

ているものであり、ここを抜け出さ

ないと決してティール組織には向か

わないのである。

 

一方、ティール組織の大元は、

”ゆらぎ”であり、生命体はあらゆる

”ゆらぎ”を使って、生命体を維持し

ているのである。

我々は、軍隊ではなく、生命体を

目指すのである。活き活きしたい!

のである!これがティール組織へ

向かう人の願いなのである。

このティール組織をなんとしても

運用に乗せることを願うという背景

があるのだ。

 

仕訳の科目としては、

愛の行動Lv4:

”感情をコントロールする”

である。表記方法としては、

 

・借方(発信先):

営業1課 、生命体を維持する

→ 詳細内容を備考欄に記入。

 

・貸方(受信側)

営業1課・Oさん、

感情をコントロールする

→ 背景等を備考欄に記入。

 

 

〇素手でトイレ掃除をする!

という魂からの想いを感じ取った。

よって、自分は、会社全体にもっと

優しく冷静で、そして言いたいことが

きちんと言えるような雰囲気になって

欲しいため、”素手でトイレ掃除”を

毎朝の日課にしてみたらどうか?

と提案するのである。

 

・背景:

素手でトイレ掃除をするというのは、

汚い部分から目を背けないという

ことでもあるし、本当の心を磨くとい

うことでもある。詳細はこちら

有名なのは、イエローハット創業者

の鍵山秀三郎氏であろう。他にも、

ダウンタウンや大物芸能人も多数

いるようである。

 

このような心を磨くということが、

波動レベルを高めていくことになる

のであり、その先には、感情も穏や

かで、優しく厳しい人格者になって

いくのである。ここを我々は目指す

のである。決して、ロックフェラー

やロスチャイルド家のような人格に

成りたいわけでは無いのだ!

組織に”支配”という考え方は不要

なのである。ここが理解できないと

ティール組織には決してならない

のである。あなたにできるだろうか?

そんな会社風土にOさんは危機感を

覚えて、人格者になるための自主

的な努力や勉強を欠かさないので

あり、それが会社全体に広まって

欲しいと願うのである。

 

仕訳の科目としては、

愛の行動Lv4:

”素手でトイレ掃除をする”

である。表記方法としては、

 

・借方(発信先):

会社 、自由で優しい雰囲気

→ 詳細内容を備考欄に記入。

 

・貸方(受信側)

営業1課・Oさん、

素手でトイレ掃除をする

→ 背景等を備考欄に記入。

 

 

 

〇1人の人間として尊重する!

という魂からの想いを感じ取った。

よって、自分は、会社全体にもっと

個人を尊重するような評価制度を

創るよう、提案するのである。

その方法は、従来のように会社側

のみが、従業員側を一方的に評価

して、給与に差をつけるというやり

方ではなく、1つ1つの行動や言葉

を評価する、つまりは人間として

尊重する行動や言葉をきちんと

見ているよ!という体制をつくる

ことである。

 

具体的には、”愛記”という方法に

評価制度も絡めるのである。

月次で何件の”ゆらぎ”を起こし、

どのレベルの愛の行動を行い、

どれほど”ゆらぎ”をフォローし、

どれほど低い波動レベルの相手

をサポートしたか!ということを

評価制度として見ていくのである。

これが、真の評価というものであ

ろう。これに、達成率や利益率な

どの”お金”の流れも評価に加え、

両輪での評価を行う体制を構築

することを提案する。

 

・背景:

”愛記”とは見えないものを見える

化するということであった。今まで、

行動や言動は見えないものとして、

評価項目に入れるには、管理職の

主観によって、適当に?評価され

ていたのだろう。

 

実際に、見えないものが見える化

されれば、適当ではなく、真の”愛”

の行動を行っている人をきちんと

評価できる仕組みになる。

これこそが、ティール組織の原動力

となるのであり、”お金”だけでは、

人が動かないのである。

 

仕訳の科目としては、

愛の行動Lv4:

”1人の人間として尊重する”

である。表記方法としては、

 

・借方(発信先):

会社 、愛の行動を評価する

→ 詳細内容を備考欄に記入。

 

・貸方(受信側)

営業1課・Oさん、

1人の人間として尊重する

→ 背景等を備考欄に記入。

 

 

いかがであろうか?

これが、Lv4の科目であり、徐々に

難易度は上がってきている。

やりにくい科目もあるだろうし、

その科目が自らの波動レベルを

止めている原因となっている科目

なのである。1つずつの科目をみて

いけば、自分が苦手な愛の行動が

見えてくるのが面白い!