”愛記”について② | 続・ティール組織 研究会のブログ

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ティール組織が話題になっているが、具現化するにはどうしたらよいか?
その研究を続けるにあたり、さらに次の形態である、続・ティール組織なるものまで視野に入れ、具体的な施策・行動内容を研究・支援する会。

先に、”愛記”とは、行動や発言など

目に見えないものを見える化する

ための方法として記載した。

 

いかに無意識からくるフィードバック

を見える化することができるか、その

仕組みを構築できることが、ティール

組織を運営する上での、最大のノウ

ハウとなるのだ。それが”愛記”なの

であった!

 

では、その”愛記”について、仕訳

の方法を具体的に見ていきたい。

なお、仕訳には、科目が必要であり、

科目にはレベルがあるのが特徴だ。

先に、Lv1の科目について記載した

が、次はLv2の科目を見ていく。

 

これが、Lv2の科目である。

この科目を使って、具体的に仕訳

をしていくのである。例として、

購買1課のMさんの”仕訳”を見る。

 

〇男性性と女性性のバランスが悪い!

という魂からの想いを感じ取った。

よって、自分は、購買1課内にもっと

男性性である論理だけでなく、女性

性である感情を出しても良いのでは

と考える。その方法として、感情の

ままにしゃべることが許される雰囲

気が大切だと考え、”雑談”をもっと

する方が良いと提案したい。

提案の内容は、雑談とおサボりの

線引きを、時間などで区別する等、

詳細でまとめて、課内に”雑談”を

広げることを提案していく。

 

・背景:

課内が、いっさい雑談もなく、静ま

りかえった雰囲気であった。

これが”ゆらぎ”を発生させにくく

している原因と気づいているが、

雑談をしたら変な目で見られると

いう雰囲気は崩せず現状に至る。

そんな1課にKさんは危機感を覚

えて、”雑談”という方法を広め、

”ゆらぎ”が1課に増えることを願う

という背景があった。

 

仕訳の科目としては、

愛の行動Lv2:

”男性性と女性性のバランスをとる”

である。表記方法としては、

 

・借方(発信先):

購買1課 、ゆらぎが増える

→ 詳細内容を備考欄に記入。

 

・貸方(受信側)

購買1課・Mさん、

男性性と女性性のバランスをとる

→ 背景等を備考欄に記入。

 

 

〇時間にルーズ!

という魂からの想いを感じ取った。

よって、自分は、購買1課内にもっと

時間厳守を導入した方が良いので

はと考える。その方法として、あらゆ

る会議、提出物に期限を区切って、

その時間や期限を厳守することを

提案したい。

提案の内容は、誰が、どのように、

いつ等を詳細でまとめて、課内に

”時間厳守”を広げることを提案し

ていく。

 

・背景:

課内では、会議をすればダラダラ

と長引くし、始まりも遅れて参加

する人がバラバラといたりもする。

提出物も課長が督促しないと、

全員提出しないという現状。

これが課内の波動レベルを低下

させている原因と気づいているが、

どうやったら波動レベルが上がる

のかが分からないので、誰も何も

出来ずに、現在に至る。

そんな1課にMさんは危機感を覚

えて、”時間厳守”という方法を広

め、1課の波動レベルが少しでも

上がることを願うという背景である。

 

仕訳の科目としては、

愛の行動Lv2:”時間厳守”

である。表記方法としては、

 

・借方(発信先):

購買1課 、波動レベルが上がる

→ 詳細内容を備考欄に記入。

 

・貸方(受信側)

購買1課・Mさん 、時間厳守

→ 背景等を備考欄に記入。

 

 

〇文章が稚拙!

という魂からの想いを感じ取った。

よって、自分は、会社全体にもっと

文書テンプレートを広め、書類の

1つ1つに魂を込めることを提案し

たいと考える。

提案の内容は、誰が、どうやって、

いつ、どこで等、詳細でまとめて、

会社全体に”美しい文脈を書く”

ことを広げる提案をしていく。

 

・背景:

会社全体に、文書に誤字、脱字、

改行がおかしい、文脈が理解しに

くい、などのお粗末な文書でも、

平気で出回っている現状。

これが”いいかげんさ”を助長し、

さらには会社の信用を失うことに

なっていることに気づいていない

現状である。

そんな会社に、Mさんは危機感を

覚えて、”美しい文脈を書く”という

方法を広め、”いいかげんさ”が

会社から減ることを願うという背景

があった。

 

仕訳の科目としては、

愛の行動Lv2:

”美しい文脈を書く”

である。表記方法としては、

 

・借方(発信先):

会社 、信頼度が増す

→ 詳細内容を備考欄に記入。

 

・貸方(受信側)

購買1課・Mさん、

美しい文脈を書く

→ 背景等を備考欄に記入。

 

 

意識と意志について

今一度記載するが、意識と意志が

セットで魂である。その魂がボディ

に入り込んで、生命体となるのだ。

これを分離すると、生命体ではなく

なってしまう。詳細はこちら

 

それゆえ、従来の組織では意識と

意志を分離していたので、指示待ち

になってしまうのだ。

意識と意志を取り戻し、会社の中で

発揮できるような環境になった場合、

人は自由に行動しやすくなる。

 

しかし、従来からの癖で、せっかく

環境が意識と意志を出して良い!

としているにもかかわらず、個人の

方が、意識と意志を分離してしまう

傾向がある。これは癖なのだ。

 

つまり、波動レベルが上がり、意識

では魂からの声を捉えたとしても、

意志で決断しようとしないのだ。

”会社が良くない方向に行ってる”

と意識で捉えても、そうなんだあ、

と受け流してしまう。

これでは一向に会社は改善されな

いのである。各個人が意識で捉え、

意志で決断し、愛の行動に移す!

これを日々、”ゆらぎ”という形で

見える化していく!ことが何よりも

大切なのだ。

 

これを繰り返し、今までも記載して

来ているのだが、実際に運営する

となると、やはりまだまだ癖が出て、

魂からの声を受け流してしまうこと

が多いようである。

流さずに、きちんと意志で決断して

いくことがどれほど重要なのかを

理解し、どんどん”ゆらぎ”を発生

させていってほしいのである。