人間の病気のパターン「手のトラブル」 | 続・ティール組織 研究会のブログ

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ティール組織が話題になっているが、具現化するにはどうしたらよいか?
その研究を続けるにあたり、さらに次の形態である、続・ティール組織なるものまで視野に入れ、具体的な施策・行動内容を研究・支援する会。

人間の場合の病気のパターンから

組織の場合の病気のパターンへと

考えることにより、解決方法も見えて

くるのだ。まずは人間の病気の方から

みてみたい。

 

          

三位一体の理論より、図のような

3つの要素がバランスよく成り立っている

のが健全な状態であった。

これが病気になると、どれかが酷使され

ることで、機能不全を起こすのである。

バランスが取れなくなった状態を、

”病気”と呼ぶのである。

 

 

・手のトラブル

〇肉体的な方面からみた場合

手は、人間の体の中で、最も繊細で、最も

頻繁に動く器官である。よく見られる手の

トラブルとしては、痛み、骨折、関節炎、

リュウマチ、湿疹などがある。

 

 

〇感情的な方面からみた場合

手の痛みが何を意味しているのかを知るに

は、その痛みがあることによって、人生の

どんな領域で、どんなことができなくなって

いるのかを知る必要がある。つまり、その

痛みによって、最も影響を受けているのは

どんなことなのかを知る必要があるのだ。

手は、腕と同様に、心臓の部位の延長だ。

したがって、手に痛みがあるということは、

あなたが行ったことが愛に基づいていない、

ということを教えてくれているのである。

特に、自分自身に対する愛に基づいて

いない、ということを教えてくれている。

手は、自分自身、そして他者への愛を

表現するために使われるべきなのだ。

 

左手は受け取る能力と関係しており、

右手は与える能力と関係しているのだ。

手に痛みが生じているということは、自分

が手を使ってしたいと思っていることを、

その人が自らに禁じている、ということ

なのである。つまり、自分のニーズ、

自分のハートが望んでいることを満たし

ていないのである。

 

 

〇精神的な方面からみた場合

左手が痛むとしたら、あなたはうけとること

がきちんとできていない。だから、自分の

受け取り方をもう一度見直す必要がある

のだ。人から手助けをしてもらった場合、

・あなたは何かを恐れるだろうか?

・感謝して、それを愛とともに受け取る

ことができるだろうか?

・それとも、恩知らず、エゴイストと思われる

のが嫌で、すぐ何かお返しをしようとする

だろうか?

・誰かがあなたに何かを与えてくれた時、

あなたはその人が見返りを求めていると

思うだろうか?

 

そうした思い込みがあると、あなたは受け

取ることがうまくできず、そのために生きる

喜びを感じることができないのである。

人から何かをもらう時は、それを喜びや

感謝とともに受け取ろう。そうすることで、

あなたは、自分を、その贈り物に値する

人間だと認めたことになるのだ。

また、自分は他の人から親切にされる程

特別な人間なのだと認めたことになるのだ。

 

ところで、右手が痛むとしたら、あなたは、

与えることがきちんとできていないのだ。

・もしかすると、あなたは義務感から与え

ているのではないだろうか?

・または、見返りを求めて与えていない

だろうか?

・人を手助けするのを恐れていないだろうか?

・「ノー」と言えないために、相手から利用さ

れるのではないかと恐れていないだろうか?

・何もかも、自分でやらなければならないと

思い込んでいないだろうか?

 

与えるときは、与えるのが純粋に嬉しいから

与える、というようにしよう。また、自分が期待

したほど相手が喜ばなかったとしても、決して

がっかりせずに、相手はあなたとは違った

趣味や欲求を持っているのだと考えよう。

手の痛みが、あなたの仕事と関係している

場合もある。その場合、手の痛みは、あなた

が愛や喜びとともに仕事をしていない、という

ことを教えてくれているのだ。ですから、

あなたは手がやってくれるあらゆることに

感謝して、ぜひとも手を祝福してほしい。

そうすれば、人から利用されるのではないか

という恐れを持つことなしに、あなたはどんな

状況でも受け入れることができるようになる

であろう。あなたは、その経験に立ち向かう

ために必要なものを、すべて、既にてにして

いるのだ。

 

手の痛みや思い込みがあることによって、

優しく他の人達に触れるとか、ピアノを弾く

とか、絵を描くとか、そうした楽しいことが

できないとしたら、自分はいったい何を恐れ

ているのだろうと自問してみて欲しい。

あなたはもう、立派な大人なのである。

そうした大人であるあなたが、それをいまだ

に恐れているのは、果たして正当なことなの

であろうか?他の人たちから批判されるのを

恐れているとしたら、もう大人のあなたには

そんな恐れを持つ必要などない、ということ

を知ってもらいたい!