人間の病気のパターン「足のトラブル」 | 続・ティール組織 研究会のブログ

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ティール組織が話題になっているが、具現化するにはどうしたらよいか?
その研究を続けるにあたり、さらに次の形態である、続・ティール組織なるものまで視野に入れ、具体的な施策・行動内容を研究・支援する会。

人間の場合の病気のパターンから

組織の場合の病気のパターンへと

考えることにより、解決方法も見えて

くるのだ。まずは人間の病気の方から

みてみたい。

 

          

三位一体の理論より、図のような

3つの要素がバランスよく成り立っている

のが健全な状態であった。

これが病気になると、どれかが酷使され

ることで、機能不全を起こすのである。

バランスが取れなくなった状態を、

”病気”と呼ぶのである。

 

 

・足のトラブル

〇肉体的な方面からみた場合

足とは、くるぶしより下の部分のことで、

足があるから私たちは前進することが

できる。足のトラブルは大変多く、その

ために「足学」が一つの専門分野になって

いるほどである。

 

足の指というのは、足の延長であると

考えられる。足の指のトラブルとしては、

変形、骨折、痙攣、うおのめ、けが、

そして巻き爪、などがある。

 

 

〇感情的な方面からみた場合

前進するための器官である足は、人生に

おいて前進するために使われる手段を

象徴する。したがって、足にトラブルがある

ということは、その人が、前進するために

必要な手段を持ってない、ということを

意味する。恐れを持ちすぎているのかも

しれない。あるいは、誰か他の人によって

制止されているのかもしれない。また、

どちらの方向に行ったらいいのか分から

ない場合もあるだろう。もしかすると、

その人は、進みたくても進むことができず、

その場で足踏みをしているような感じが

しているかもしれない。

 

地上あるいは物理的世界にしっかりと

根づいておらず、どこかに逃避したいと

思っているのかもしれない。また、恐れ

があるために、物質的現実から切り離さ

れてしまっている可能性もあるだろう。

さらに、足の痛みは、リストラにあうのを

恐れている人、あるいはリストラにあった

ことを受け入れられない人に起こる場合

もある。動いている時よりも、休んでいる

時の方が足の痛みが大きい場合は、

休むことを自分に許していない可能性が

ある。そういう人は、速く進みすぎている

か、または、目的に早く達するために

頑張りすぎているのだ。どれだけの成果

を上げたか、ということだけが自分の

評価基準になっているのだ。

 

足というのは、私たちが人生において

どのように前進しているか、その前進の

仕方を表します。そこから考えると、足の

指のトラブルは、その前進の仕方における

細かな問題を象徴するといえる。

足の指にトラブルが起こると、私たちは

自由に、容易に前進することができなく

なる。ということは、その人が、未来に

向かっていこうとするやり方、未来に

関する考え方において、無益な恐れを

作り出しているということを意味する。

細部にこだわりすぎているために、状況

全体が見えなくなっているのだ。

その結果、自分が本当にやりたかった

ことを見失い、飛躍することができなく

なってしまうのだ。

 

 

〇精神的な方面からみた場合

足は、体にとって、とても重要な役割を果た

している。からだ全体を支えており、体が

前に進むためには不可欠な器官である。

あなたが、こだわりを手放して、喜びととも

に楽しく進んでいくことを足は願っている。

足があるからこそ、あなたは、私たちを

養ってくれている母なる大地と直接コンタクト

することができる。あなたが足のトラブルを

抱えているとしたら、体からあなたへの

メッセージはこうだ。

「あなたは、今、この瞬間の現実にしっかり

と根づかなければなりません。宇宙をもっと

信頼し、あなたの直感をもっと信頼してくだ

さい。」

 

もしあなたに足の指のトラブルがあるなら、

体からあなたへのメッセージはこうだ。

「あなたが本当にやりたいと思っている

ことをどうか思い出して欲しい。あまり

細かなことを気にしすぎると、前に進め

なくなる。知らないことに対して恐れを

いだくのは、人間であれば当然のこと。

それがあなたにとって良いことなのか、

そうでないのかを知るには、実際に行動

してみるしかない。細かなことにこだわり

すぎて、前進するのをやめてしまうと、

あなたは恐れにとらわれて、本当にやり

たいことをブロックしてしまう。未来に関す

るあなたの決意がどんなものであったと

しても、後悔することはあなたの恐れを

増大させるだけである。間違いは決して

ない。すべては、あなたに未来のための

教訓を与えてくれる経験にすぎないのだ。」