NEXTのブログ -70ページ目

雨樋も家を守る立派なアイテムです。


NEXTのブログ
40年間一度も替えたことが無かった雨樋。


今回はリフォームしない部分も全ての雨樋を掛け替えました。


アイアンの樋は赤錆びが出てていてぼろぼろの状態でしたし、この画面の上の方にある大屋根の樋は、長さが9mあるのに片方にしか縦樋が無く、容量的には捌けていなかったと思われます。


今回は左右に分けて下に下ろし勾配も勿論見直して取り付けました。


私は輸入住宅も得意のジャンルで輸入部材も良く使いますが、雨樋は日本のものを採用しています。

輸入ものはデザインは良のですが、軒樋のジョイントはうまく無くそこから雨が漏れたりしますし、日本人はそんなところがやけに気になる人種です。


今回は日本家屋ですので、アイアンの半丸の軒樋です。


その半丸樋を受け金物に固定するのは今も胴線を使うのですが、最近は又胴が値上がりしていて、あちこちで盗難騒ぎがあるようです。

手持ちの鏡が取りつけられました。


NEXTのブログ
少し縁が太いですが、まずまずの内容です。


埃だらけで埋もれていた鏡が、その生きる場を与えられて生き返りました。


奥様が北海道で購入された思い出の品、と言うだけで価値があります。


何でも新しいものを買うと言うのでは無く、古い物に価値を見出して後世に伝えて行く、これがNEXTの精神です。


リフォームするときも、リノベーションであってもその精神を大切にしながら、お客様の満足度を高めて行く。


目標です。

明かり撮り?丸窓


NEXTのブログ

玄関と和室の間にある丸窓!!

座敷の書院でも無い場所に、結構凝ったデザインの丸窓があります。


当初は鶯色の壁の中で何か今一存在感が無かったのですが、壁を漆喰調の白で仕上げてみると浮かび上がってきました。


和室側にはしっかり障子が入っており、書院にあるような窓ですが、単に和室の明かり撮りのようです。


須佐を押え切らないで荒く仕上げて感じを出しています。


ここに下足入れをデザインしてほしいと頼まれていますが、少し思い悩んでいます。


さてどうなる事か?

デザインと価格が合わなければ、既存の家具が置かれることに・・・・・・・・・。