こんにちは。ニューヨークで役者やってます、まみきむです。

NYアクターの生活、オーディション、現場での様子、また独断によるツッコミなどをお届けしています。

 

先日チャイナタウンのBG仕事のお話をした(過去記事参照)が、実はその日には、半年に1回の歯のクリーニングとチェックアップの予約が入っていた…その歯医者のために保険も変え過去記事参照)、苦労して歯医者の主治医も指定し(過去記事参照)、半年に一度のこの日を待っていたので、実はその日に仕事が入った時には、結構悩んだ…どころか、最初は仕事の方を断るつもりだった…しかし、ふと思い直して仕事の方を取ったところ、それがまたもの凄い早朝コールタイムで、後悔の波ザッパ~ン…しかも、その予約のキャンセルを、コールタイムを知る前にやってしまっていたのだから尚更だった…

 

歯医者の予約の方を変えようと思ったのは、その時特に歯に問題がなかったからだが、その代わりの予約もせいぜい2~3週間待てば取れるだろう…と甘く見ていた

ところが、実際電話してみると、次の予約の取れる日は、なんと3ヶ月先?!3週間どころか、3ヶ月?!…これには全身脱力しそうになった

それでも一応、もしその前にキャンセルが出たら知らせてもらう事にしたのだが、そんな事この受付のお姉さんは覚えていてくれるだろうか?!…こうなったら毎週「キャンセル出てませんか?!」というプレッシャー電話をかけ続けるしかないが、私にそんな根性があるかどうか…しかし、その段階ではどうしようもないので、その3ヶ月後の予約をした…

 

ところが、すでにお話ししたように、その日の撮影は無茶苦茶短時間で終わったのだ!(過去記事参照)…これなら余裕で間に合ったかもしれない?!…もっとも、それを事前に予測する事は不可能だった…しかも、その予約は夕方ならともかく、昼頃の時間帯だったのだ…それでも一応未練たらしく、Wrapした直後に歯医者に電話を入れてみる…「すいません、昨日予約をキャンセルした者ですが、ひょっとして今日の予約、まだ空いてたり…します?!」…神仏あらゆるものに祈りつつ返事を待つが、電話の向こうからは「すいません、もう埋まりました…」と即答…ですよねぇ~?!…という感じである…そもそもいつまでも予約が空いているようなら、3ヶ月先まで予約が取れない事もないだろうし、おそらく私のキャンセルを待っていた人だっていただろう私がそうであるように

 

がっくりしながら電話を切ったが、これはもう仕方がない特に歯痛などの症状がないだけラッキーだと思う事にしよう…と思ったが、その時、そういえばここ数日、時々歯茎から出血していた事を思い出した…年齢やストレスのせい…なら良いが、これが歯槽膿漏などの歯茎の病気だったり、あるいは白血病の兆候だったり…なんて事はないよな?!…それまで何の問題もないと思っていたのが、3ヶ月予約が取れない事になった途端、にわかに不安になり、つくづく最初の予約をキャンセルしてしまった事が悔やまれた

 

そしてその翌日…実はこの日も最初仕事の依頼があったが、土壇場でキャンセルされたので、自宅でのんびり朝ごはんを食べていると、いきなりその歯医者から「今日の3時が空いたけど、どう?」という電話?!「行きます!」と即答したのは言うまでもない…まさかちゃんと覚えていてくれたとは驚いたが、これは本当に嬉しかった…

 

まだ肌寒いが、外には確実に春が訪れている

 

 

そこで絶対に遅刻しないように、予約の15分前…に着くつもりが、20分前に着いてしまった…まぁ、保険が変わったからその手続きなどをしなければならないから…というのもあったが、万が一でも遅れてそのアポが使えないようなことがあってはならない!…と、珍しく気合いが入っていた…また受付のお姉さんにお礼も言いたかったのだが、その時間は彼女はランチで外に出ていて、結局会えたのは3時になってから…

 

よく考えたらここに来るのは1年ぶり…半年前は、別の歯医者でとんでもない経験をしていたのだ(過去記事参照)…本当に戻ってこられてよかった…と思っていたら、実は来年度から、今度は今の保険も受け付けなくなると告げられる?!… 勘弁してくれ~!と言いたくなったが、来年の事は、また来年考える事にする

 

時間が来たので、まず歯のクリーニングをしてもらう…クリーニングの衛生士さんは、私の事を覚えてくれていて、「何か気になる事は?」と聞かれたので、歯茎からの出血の事を相談する…すると衛生士さんは「歯ブラシはどういうのを使っているの?」と尋ね、その時ふと、そういえば数日前に歯ブラシを変えたのを思い出した…私はいつもは「Soft」を使っているのだが、それは確か日本で買った奴で、ソフトだと思っていたら思ったより硬かったのだ…しかしその分スッキリきれいになるような気がしたので、嬉しがってガシガシ磨いてしまい、どうやら歯茎を傷つけてしまっていたようだ…その衛生士さんは「すぐにその歯ブラシは捨てて、これを使いなさい!」「Soft」の歯ブラシをくれた…

 

チェックアップの時に、歯医者さんにも歯茎の出血の事を相談すると、かなり丁寧に診てくれたが、歯茎には何も問題はないと言う?!…そのドクターの見立ても「多分硬すぎる歯ブラシのせいで、歯の隙間の歯茎から出血してしまったのだろう…」というものだった…そういえば、その出血した日には、歯茎がヒリヒリしていたっけ…ガシガシ磨けば良いと言うものではないのだな…と反省した…

 

その日から新しく貰ったSoftの歯ブラシに変えたところ、それ以来歯茎から出血する事はなくなった

 

 

★過去記事★