こんにちは5児のエンジニアパパA5です。
今回は
脳を発達させるためのぶら下がり
の第2ステップ、
『スイングの感覚・自重を感じる』
大切さについて話します。
『ぶら下がる』この単純な動作が
どれほど赤ちゃん、幼児にとって重要な
運動であるか理解している親さんは
少ないでしょう。
生命誕生以来、
数多く生まれた4足歩行の動物の中から
我々人間『だけ』が、
手を使う能力を発展させ、道具を発明し、
文字を発明し、進化してきました。
つまり、
手の能力を向上させることこそが、
人間らしくなる為の必須の条件であり、
赤ちゃん・幼児に効果的に
手を使う訓練をさせることは
人間の進化の過程を経験することそのもの
と言えるでしょう。
ひと口に手を使うというと、
指先で細かい作業をする「巧緻性」と
手全体を意図した通りに使う「操作性」に
わかれます。
「ぶら下がる」ことにより、
手の能力と協調の能力を向上させ、
脳における手の機能の経路を発達させ、
(神経は使うほど経路が太く伝達しやすい)
腕の付け根、胸郭を発達させ、
肺の容量が増加させ、
脳へ送る酸素を増加させ、
脳の栄養環境が向上し、
手と脳の連携が開発されるのです。
そして、
重力を感じると同時に、
自分で支えられる体重を実感し、
スイングすることで、
変化する重力環境により
脳の前庭器官も鍛えられます。
そのためには
「手ブランコ」が
最適な運動と言えます。
これが出来るようになれば
もう『ブレキエーション』の準備が
整ったと言えるでしょう。