こんにちは5児のエンジニアパパA5です
今回はレベル6で手に入る
2つの運動能力について話します・
【2つの運動能力】
・腕の反動を使う
・膝以上の高さからの飛び降り
練習方法
1.マットジャンプ
2.一本橋(平均台)からの飛び降り
脳の成長がレベル6:『初期皮質』の成熟
に達すると、
それまで手を広げてバランスをとる様に歩いていたのが、
腕をピストンのように前後に振って歩くことが出来るようになります。
歩き方が早くなればなるほど、
前進のために腕のピストン運動を利用するようになり、
その動作がはっきり目立ってきます。
この腕を振れるようになったら、
手を振りだして跳ぶ『幅跳びジャンプ』の
練習を始めます。
滑りにくい床に等間隔にマットを置き、
その上を跳び渡る運動です。
運動能力がレベル6になってくると
その場でのジャンプは比較的すぐに
上手に跳べるようになるのですが、
推進力を前に向けるジャンプは
手の反動が必要なので訓練が必要です。
手を後ろに引いて、思い切り前に振り出し
同じタイミングでジャンプする。
この一連の動作を連続して出来るようになって
初めて立ち幅跳びができるのです。
ジャンプをが上手に出来るようになったかどうかの確認は簡単です。
『着地を見ればよい』のです。
幼児はジャンプを始めると
跳ぶことは比較的簡単にできるのですが、
脳の前庭器官が成熟していないと、
着地出来ません。
ジャンプした瞬間に
足が大地を離れて宙に浮くので、
身体の位置と平衡感覚をコントロールする
前庭器官が働きます。
そして目で地面を補足し
適切なタイミングで両足を踏ん張らなくてはなりません。
大人でも膝の高さ50~60㎝くらいから
飛び降りようと思ったら、
結構な勇気と、地面をしっかり視認して
着地への態勢を整えないといけませんよね。
ましてや
これまで一度も宙を跳んだことのない
幼児が『跳び下り運動』をするには
しっかりとした運動能力の基礎が必要なのです。
そして、しっかり跳び出すには
上でなく前に跳ばないといけないので、
手の反動も必要です。
さらに、着地の瞬間も
両足でバランスを保たないと
しりもちをついてしまいます。
そこで、
1.マットジャンプで手のふりを練習
これで跳びだしのタイミングをつかみ
2.一本橋(平均台)でバランスの練習
これで着地時に踏ん張る感覚をつかむ
これらの練習を繰り返して最終的に、
3.一本橋から飛び降りる
事が出来るようになります。