ITカンニング元年に思う事 | 生後36ヶ月までに【生涯追いつけない差がつく】早教育プログラム

生後36ヶ月までに【生涯追いつけない差がつく】早教育プログラム

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手法と過程と効果をまとめていくブログ

こんにちは5児のエンジニアパパA5です。

 

2022年の共通テストで

問題が試験中に流出、

事情を知らない学生が回答し

「カンニングでは?!」

という事件が起きました。

 

警察が捜査して

犯人捜しをしているそうですが・・・

(この記事を書いている最中に自首の報道あり)

 

まさに、

『泥縄』ですね。

 

 

通信機(スマホ)の高性能化

通信容量の充実

カメラの小型化、

骨伝導イヤホン、

ウェラブルガジェット

 

これらのアイテムが

一般に普及した時点で

”遅かれ早かれ”起きる問題でした。

 

アメリカの発明家【レイ・カーツワイル】

はその発言で

 

『情報テクノロジーが飛躍的に

加速している現代において、

それが悪用だろうと、善用だろうと

人間にとって便利である

判断される技術の進化は

止めることはできない。』

 

と言っています。

 

みんな「カンニングはいかん!」

と言いながら、

実際それが悪用される可能性から

目を背けていたのです。

 

こうなる事はわかってたはすです。

 

技術的には十分実用レベルで

ただ、

『倫理的にやる人がいなかった』

だけです。

 

コンピューターの大きさの歴史を見ると

 

①部屋の大きさ

②デスクトップ

③ラップトップ(ノートPC)

④パームトップ(スマホ)

⑤時計型、眼鏡型、服型

★ここまで普及

⑥ボディトップ

 ⑦インボディ型(体内)

 

どんどん進化しています。

レベル⑤以前は

”物理的に発覚”する

可能性が高かったので、

できませんでしたが、

 

今回の事件の発覚を経て、

ある意味

”ITカンニングが実用レベル”

証明されたので、

この流れは止まらないでしょう。

 

 

今回はアルバイトの回答者の

『善意の通報』

よって発覚しましたが、

もし、

受験者、回答者とも組織ぐるみだったら

完全犯罪だったでしょう。

 

組織の一員でなかったとしても

事前に報酬を受け取っていたら

告発しなかったかも・・・

 

そういう意味でも犯人は

詰めが甘かったと言えますが。。。

 

 

現時点で出来る

今後の対策としては、

①空港並みのセキュリティゲートで

 持ちものチェック

 

②試験会場をジャマ―(電波妨害装置)で

完全に圏外化

 

お金はかかりますが、

物理的には可能でしょう。

(中韓ではすでに実施されています)

 

あるいはシンプルに

③受験票に受験番号とひもついた

ランダム数字を付与して

それを、計算内で使うとか。

正答なら流出した問題文の個人特定が出来る。

(回答者もグルなら意味ありませんが)

 

など、

『カンニング許さん!』として

防ぐ方法を考えたとしても、

 

今後、IT機器は

レベル⑥ボディトップ

レベル⑦インボディ

と、必ず進化していきますので、

イタチごっこでしょう。

 

レイ・カーツワイルが提唱している

GNR革命では

Genetic(遺伝学)

Nanotechnology(微小工学)

Robotics(ロボット工学)

 

これらの分野が飛躍的に進化し

人間はテクノロジーとの融合によって

身体や頭脳を拡張していく

と説いています。

 

その技術により

疾患により脳の機能を補填し、

視覚、聴覚、言語理解、

記憶容量を補う医療テクノロジーが

開発されており、

 

それを脳疾患でなく

正常な人にもインストールすれば

正答のある問題との

相性の良さは言うまでもありません。

 

歴史上

人間が便利になる為の

身体を改造する技術は必ず受け入れられています

 

20年前は

体を改造することは非常に亜流の行為とされていましたが、

 

現代は、

自分らしくQOLを上げる文化的行為として受け入れられています。

 

 

義手、義足装具にはじまり

美容整形も、

コンタクトレンズも、

歯のインプラントも、

人工臓器もそうです。

 

今日どれだけの人が

テクノロジーを拒否しているでしょうか。

全く受け入れられない人は

殆ど存在しないはずです。

 

だって、

【人間の願望は止まらない】

のですからね。

 

・病気になりたくない

・健康、美容を保ちたい

 

これらの先にある、

・記憶力を増幅したい

・他の人に後れをとりたくない

 

この欲求の対象が

入学試験の成否へ向けられるのは

当然の流れでしょう。

 

要するにIT機器が

レベル⑦までくると

カンニング防止の議論は

意味がなく、

 

試験問題、試験方法の

イノベーションが必然的に

おこるでしょう。

 

とはいえ、そのために今すぐ

子供達に出来ることは

”カンニングは不毛である”と

説くことと、

 

”そういう技術と時代が来る”

と教えておくことも

大切だと思っています。