【地理力】地理は机で覚えない。床で眺めるだけ。 | 生後36ヶ月までに【生涯追いつけない差がつく】早教育プログラム

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こんにちは5児のエンジニアパパA5です。

 

『地理』って暗記科目なのでしょうか?

というか、そもそも

『受験科目』として勉強するものでしょうか?

 

 

地理の学習は

一つ一つ、単語を覚えるのは

意味がないと思っています。

 

 

【結論】

一つの単語を覚えるときは、

「日本地図全体」を一緒に見る。

 

【理由】

脳が『日本の中の〇〇』として、

相対的位置としてインプットすると、

画像と情報が連結する。

 

 

 

 

NTAでは受験用の勉強方法、

には注力しません。

 

 

ワークの空欄に山や川、

都市名を書き込むことはしませんし、

 

ましてや、

「地理単語カード」を使った、

「地理用語」の勉強など

無為で不毛な勉強方法では

子どもは苦しむだけだと思っています。

 

 

地理は

中学受験では日本地理が出題されますし、

中学では社会科の一部して、

高校では教科としての地理

学習しますが、

 

 

日本地理に関する知識は

日本人としていずれ必要となるもの

ですので、学年に関係なく、

 

「子どもが日本に住んでいると認識した日』から始めるべき

だと思っています。

 

そして、それは

当然

「勉強の形ではあるべきではありません」

 

 

中学受験をする子供たちは

「白地図の空欄に書き込む」

「赤ペン、赤シートで暗記する」

勉強方法をしていますが、

そんな勉強方法では

すぐに忘れてしまいますよ。

 

 

まさに、うちの中学、高校受験した

子ども達がそうでしたから。

 

 

 

『SAPIXの白地図』

コピーして何度も何度も

やらせました。

 

 

忘却曲線に打ち勝ち、

記憶を定着させるために、反復練習をして

全部覚えるまで、4~5回やりました。

 

 

子ども達にとっても

「楽しくない作業」だったと思います。

 

 

しかし、

その経験から気づいたのです。

『忘れやすいなら、最初から

忘れない覚え方をすればいい』と。

 

 

 

具体的に言うと

『探して、眺めるだけ』でいいのです。

 

 

 

日本全体を俯瞰して、

大体どの地方にあって、

そこは何県のどの辺なのか

 

これを自分で探し出した時に、

脳が次にその単語につながる

記憶のルートを確定させるのです。

 

 

日本の地理に関する単語を覚えるときは、

『常に日本地図全体を見ながら覚える』

その単語だけを単一で覚えるのでなく、

相対的に覚える事方法が、一番効率良く忘れません。

 

 

 

では、なぜ学校でやらないのでしょう?

 

 

 

わかりますよね。

 

 

教科書の大きさが決っているから。です。

A4では各地方しか載らないからです。

 

 

子ども達は

関東地方、近畿地方など

個別に学習して、後で日本地図と見比べて

頭の中でつなげないといけません。

 

更に混乱させるのは、

地図帳や教科書は教科書のサイズに合わせるため、地方ごとの縮尺が違ったりします

 

 

東北地方は、四国地方の3倍強

大きさがあるのに、どちらも

『A4見開きに収まっている』のです。

 

 

いくら何でもそりゃ無茶でしょ!!

 

 

もっと言うと、

北海道もA4見開きですから(笑)

むちゃくちゃ。

 

 

余談ですが、

この学生時代の地図帳の印象のおかげで

私は大学生時代に大変なにあいました。

 

大学3年生の時に、バイクにテントを積んで

北海道旅行に行ったのです。

 

 

愛知県から京都舞鶴~フェリーで苫小牧で

北海道一周10日間。

 

フェリーは片道33時間なので、往復3日。

ということは

実際、北海道全体を回るのは7日間。

 

 

地図帳のイメージで北海道全体を

7日間に分けて計画を立てたのですが、、、

 

 

はっきり言って『無謀』でした。

 

 

そうです。。。

 

 

中部地方とは「縮尺」が違うから、

『想像以上に移動がキツかった・・・』のです。

 

 

なんせ、

札幌ー知床だけでも450㎞あって、

名古屋から東京を超えて栃木まで

行ってしまうくらいあるんですから。

 

結局、

「最北端の宗谷岬」

「襟裳岬」の2大名所をパスせざるを得ませんでした。。

 

 

更に、

前も後ろも地平線の何もなく、真っ暗な場所で野宿する羽目に。

 

満点の☆星空は素敵でしたが、

獣の気配が絶えずあって、

本当に身の危険を感じましたね。

 

 

 

受験勉強で刷り込まれた

歪んだ土地勘の影響が

モロに出た、ほろ苦い思い出です。

 

************

 

時を戻そう。

 

 

 

脳はそれぞれ、縮尺も位置もバラバラな

地方のピースを頭の中で一つの日本地図に

つなげたうえで、覚えないといけない。

そんな複雑で歪な覚え方では定着しないし、

土地感覚がおかしくなってしまいます。

 

 

私が子ども達に

「楽しませている」のは、

「SAPIXの白地図帳の答えだけ使います。

 

 

「A0大判の地図で探して〇付けをしていくだけ。」

です。


マルつけは

ホワイドボードマーカーで

書くことができるので、毎回すぐに消せます。

 

 

ここで一番のポイントは、

この地図をプラダンに張り付けて、

持ち運び出来る状態にして床に置いて使うのです。

 

 

一つの単語を探す時に

必ず「日本全体が目に入り」

大きさや位置など、正しい関係を

つかんだ状態で目的の単語を

見つける。

 

この正しいインプットをすると、

単語の情報と、位置関係のビジュアルが

脳内でリンクして強く定着し、

絶対に忘れることは無いのです。

 

 

このやり方は、

絶対に学校ではやれないですね。

 

よく、個人の家庭で日本地図を

壁に貼っている人がいますが

「宝の持ち腐れ」と言わざるを得ません。

 

 

もちろん、壁に張ったままの状態でも

地理勘は養われますが、

 

 

これは私の経験上確実言えるのですが、

 

子どもの『目線の高さから離れた地方ほど、

記憶の定着が悪くなる』のです。

 

 

具体的に

中部、近畿、関東に比べ

東北より北と、九州は4割くらい落ちますね。

 

 

ですから、

子どもに地図を見せるときは

常にどの地方も目の前に持ってこれるように

床に置いてあげるべき。なのです。

 

 

【結論】

一つの単語を覚えるときは、

「日本地図全体」を一緒に見る。

 

【理由】

脳が『日本の中の〇〇』として、

相対的位置としてインプットすると、

画像と情報が連結するから。