見えないものにお金を使う覚悟 | 生後36ヶ月までに【生涯追いつけない差がつく】早教育プログラム

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教育で大切なのは伸び代最高の機会を逃さないこと。
いつから?何を?どれくらいするのか?
5児の自動車開発エンジニアパパが
米欧100年の歴史ある天才児育成法
ヴィッテ・ドーマン式を基に
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手法と過程と効果をまとめていくブログ

こんにちは5児のエンジニアパパA5です。

 

教育とお金の関係については

200万円で苦しみを買い、更に大きな代償を払う人

の記事でも触れましたが、

 

 

教育とは、

「見えないものにお金をつかう覚悟」である

という事について話したいと思います。

 

 

【結論】

受験教育と次世代教育では、

お金を使う目的が違うのです。

 

受験教育に親がお金を使うのは、

「可視化した成績に親が安心したいため」

だけであって、

 

本当の意味で、次世代社会にでていく

子どもの為になっていない

ことを自覚しておかないと大変なことになります。

 

 

 

今回は受験教育と次世代教育

それぞれのもたらすものを6項目で比較してみました。

 

 

①お金の使い方

受験教育・・・【購入】

・サービス(授業)に対して支払い、成績を買っている。

・各教科や苦手分野に対してのバッチ処理(対処療法)

 

次世代教育・・・【投資】

・子ども思考力の基礎を養うための投資

・直接の目的(成績)に対して効果を期待するのでなく、解にたどり着くまでの

過程(プロセス)を自分で考え、説明できる素地を作る。

 

 

②特徴

受験教育

・一時的に強化されるのでテスト、受験などにつよい。

・教科、分野ごとに対策し、正しい解法が身につく。

 

次世代教育・・・【投資】

・教科、分野を問わず考える力を養う。

・○×、白黒、善悪、正誤がはっきりしない

問題に対して自分の答えを持つ

 

 

③成果

受験教育・・・見える【可視化できる】

・テストの点数、順位、偏差値

・学歴、資格

 

次世代教育・・・見えない【可視化できない】

・状況判断力

・思考力(認知的、感情的、社会的)

・想像力(発展型、類推型)

 

 

④能力

受験教育

【答えのある問題】を早く正確に解く能力

・成績を出し、序列化・比較するには数値化が必須。

・現代においては重要視される

・ルーティンワークにおいては優位な事務処理能力。

 

次世代教育

【答えのない問題】に対して、状況やリソース

(資源:人、モノ、金、情報)を考慮して

最適な「解」を生み出す、選ぶ力(生きる力)

・問題そのものを見つける力。

 -何が問題なのか

 -何故それを問題としなければいけないのか?

 

 

⑤活躍の場

受験教育

・既存の学問、システム、技術、インフラの運用

・それぞれの専門分野においてプロフェッショナル性を持つが

 分野が限定される。(他では役に立たない)

・均等に万遍なく出来る存在

 

 

次世代教育

自分で考え、答えや方針を生み出し、

創造できるので応用できる分野を問わない

 

 

 

⑥AI社会対応

受験教育

・可視化できる成績や学歴は、

AI社会では意味を持たない(価値のキャンセル)

・学んだ事、分野とは全く違った業種についたら

ゼロベースからのスタート。

 

 

次世代教育

AIが考えられない分野の価値創出

・人が人に対して及ぼす力(人間、心を大事にする力)を大事にする仕事

・人間力、知覚する力

 

 

以上6つの理由から

受験教育に親がお金を使うのは、

今現在の価値観(昭和ベースの教育)において、

「可視化した成績に親が安心したいため」

だけであって、

 

次世代社会にでていく

子どもの為になっていない

という事を親はわかっておかないといけません。

 

 

本当に子どものことを思うなら、

親が【ゼロベース】で将来に必要な力について仮説を立てて、

子どもとの信頼関係を保ちつつ(同意のもと)

覚悟を決めて、【見えないものに投資】する

時間とお金を使う必要があります。