学業こそ勝ち負けが必要である。 | 生後36ヶ月までに【生涯追いつけない差がつく】早教育プログラム

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こんばんは、5児のエンジニアパパA5です。

 

 

今日は『学習こそ勝ち負けが必要である』

という話をします。

 

 

【理由】

人生で初めて直面する『学習の負け』が、

人生の岐路なってしまうのを防ぐため。

 

 

 

長女が中学校に入ってから知ったのですが、

定期テストの結果で順位を出さないそうです。

クラスでも、教科別でも、学年でも。

(出す学校もあるみたいですが)

 

 

では、どうやって成績を判断するかというと

当然偏差値しかありません。

 

 

つまり、

 

 

自分の学習の努力の結果が

統計上の数値による優越感だけでしか

表されないということです。

 

 

なんとなく、上の方にいる。

前回の自分よりは上がった。

という情報はわかりますが、

 

 

ライバルと思っているあいつに勝った!

とか、

教科、クラス、学年〇位だった!

という情報は開示されないそうです。

 

 

なぜなのか、校長と教育委員会に

聞いてみたところ、

 

 

まさかの、

『競争意識を煽る』

『学業は自分との戦いだから』と、

これだけならまだしも、

極めつけが

 

 

『順位の優劣で、人間関係に格差が生まれるから』

『妬み、嫉みの対象になる』

『そして、いじめ差別につながるから』だと・・・

 

 

はじめ冗談で言っているのだと思いました。

 

 

私は、素朴な質問をしてみました。

 

『たとえ中学はそうだとしても、

高校、大学はもちろん社会にでれば、

否応なしに順位によって優劣がつけられる

格差社会に放り込まるから、 義務教育のうちに

順位付けに対する免疫をつけるべきでないのですか?」と。

 

 

先生のお答えは

『おっしゃることはわかりますけどね~・・・」

 

 

それ以上は突っ込みませんでしたが、

 

 

文武両道で

切磋琢磨の中で、精神を鍛えるからこそ

強くなるのであって、

 

 

その努力を順位という形で

トロフィーにして、称えるからこそ

そこに達成感、優越感があり、

自信,矜持が養われ、

 

負けを知るからこそ、

対策、改善、継続、の力がつくのです。

 

 

スポーツしかり!

文化系だって、順位をつけますよ。

吹奏楽、

英会話スピーチ、

書道、

そろばん、

なんだって、大会があるものは

順位をつけてその栄誉を称えるじゃないですか。

 

 

なぜ、学業だけが

優れた成績を称えられないのか、

 

 

むしろ、学業こそ

最も公平に競争できるジャンルなので

自分の努力を見える形(順位)にして

受け止められるようにするべきなのです。

 

 

今の公立高校の受験のシステムを

聞いて驚きました。

 

3月の入試の前に、1月から3回

『合否判定テスト』を行って、

 

 

その偏差値の平均結果に、

最も近いレベルの高校にあてがうようにして

志望校を決めるのだそうです。

 

 

ほぼ、予定調和。

 

 

400人の定員に対し、412人

倍率1.03倍

 

100人中落ちるのは3人だけです。

 

 

 

なぜこんなことをするのか?

 

 

 

それは、

 

出来る限り、不合格の可能性が減る

様に事前に調整して、

『挫折させないため』です。

 

 

落ちてしまった12人は、

それまでの中学生活で、

勉強において『勝ち負け』の感覚を

持つことなく、

 

統計上の数字でしか、自分の実力を

判断できなかったところに、

 

 

人生で初めて直面する『負け』が、

高校の不合格

という、人生の岐路になるわけです。

 

 

これは相当堪えると思います。

 

 

だからこそ、

日々の定期テストで

偏差値だけでなく、順位もつけて

モチベーションを維持する必要があるのです。

 

当然学習塾はその効果を

わかっていますので、

順位を出します。

 

 

しかし、

私は中学校よりももっと早い段階、

小学校低学年から

頭脳を使った成果に順位をつけることにより、

 

負けを受け入れて、そこから立ち直る精神力

負けを分析して、そこから学ぶ力

勝ったときも、負けた時も感情をコントロールし

正しく振舞う自制心

 

を、育んで行くことが必要だと考えています。

 

 

もちろん、

小学校低学年の学習内容では

差が出るような複雑なテストは無理ですので、

 

 

ニュータイプアカデミーでは

勉強じゃないところで、

頭をつかった成果にたいして

成績を付けます

 

 

将棋やオセロと言った

思考力を鍛えるゲームでも

勿論良いのですが、

 

それらはその目的が、

『考えが深くなるとか、賢くなるといった』

得られる効果、能力の説明が

曖昧です。

 

 

子どもに何かやらせるときは、

・その目的と

・同意

・ゴールのイメージの共有

この3つが必須です。

 

 

 

NTAでは8つの伸ばしたい能力

それぞれに特化したゲームを

して、頭をつかった成果に対して、

成績をつけ、勝ち負けを決めます。

 

 

これらの能力はいずれも

受験勉強によって伸びる事務処理能力では

代替が困難なのに

次世代社会では必須な能力です。

 

 

①発見的解決能力

②工学的思考力

③プログラミング思考力

④客観・批判的思考力

⑤戦略的思考力、記憶力、集中力

⑥3次元空間認識能力

⑦危機管理能力 

⑧リソース管理能力、2次元空間認識能力

 

 

つまり、

 

・はっきりとした目的に向かって、

・勉強じゃなくて頭を使い、

・順位をつけて勝ち負けの自制心を養う

 

というわけです。

 

 

勉強じゃないので、子どもにとっては

・楽しい!

・燃える!

・向上心!

 

いいことずくめです。

 

 

子どもの能力を伸ばすために

必要な3要素、

 

①難しく面白い課題

②緊張感

③ライバル

 

がしっかり入っています。

 

これらのトレーニングを

遅くとも小学校のうちに修了して

いれば、

 

 

自然に

負け=成長へのチャンス

と、捉えることのできる精神構造になります。

 

 

その状態で

中学に上がったら

無双ですよね。

 

 

むかしから

「負けて覚える相撲かな」とは

良く言ったものです。

 

 

勝ってばかりいては、

「技の数が増えません」

特定の勝ちパターンに固執してしまって、

思考の幅が狭くなってしまいますよね。

 

 

負を多く経験することで、

知らない負けパターンを減らし、対策を考える。

負けた分だけ思考の箱が増えるんです。

負けた分だけ精神力が強くなるんです。

 

 

それを小さいころから

勉強でなくて頭をつかう分野

しっかり伸ばすことで、

次世代に対応できる能力を涵養することができる。

 

私はそう考えています。