ニュータイプアカデミーの主要カリキュラムの一つ
次世代理系脳スキルのカリキュラムでは、
『空間認識力』のトレーニングをしています。
空間認識力は大きく、2次元と3次元に
わけてメニューを作ってあり、
今日は3次元のメニューを紹介します。
じつは、3次元も2つに分かれていて、
立体を構成する要素によって
①面
②点と線
それぞれでメニューを作っています。
<養われる力>
・3次元立体思考
・展開図とそれから出来る立体
・三面視の習得
・巧緻性(手の器用さ)
頭の中で立体を作ることが出来るかどうかは
10歳までにどれだけ頭の中で
立体を思い描いたかが全てです。
その時間によって、
脳のシナプスの数が増え、太くなり
大人になってからも簡単に頭の中で
立体図を描けるようになります。
子どもの頃に、
「平面の絵」ばかり描いていた人が、
大人になって絵を描けといわれても、
立体的に掛けず、同じような平面的な
絵になってしまうのはそのせいです。
もしかしたら、心当たりが
ある方もみえるかもしれませんね。
今回は
①の
『面による立体構成』のトレーニング
について紹介します。
【使う教材】
マグフォーマー
(ネオフォーマーでも、マグウィズダムでも
構いません)
まずは基本中の基本
正6面体つまり、サイコロを作る
ところから始めるのですが、
ここで、大事なステップを踏みます。
①まず自由にサイコロを作らせる。
②その後、子どもの好きな形に
広げさせます(展開図と教える)
③広げ方を変えると、展開図が変わる
④他のパターンの展開図を作らせる。
⑤組み立てさせて、確認させる。
正6面体の展開図は11通りあるのですが、
これら全てを子ども自身に見つけさせます。
3年生以下で自分で全部を見つけるのは
難しい(対称の概念がないと難しい)ので、
親のサポートがいるかもしれませんが、
時間をかければ見つけることができます。
ここで、焦らずに
子ども自身に見つけさせるのがポイントです。
決してイラついて口を出してはいけません。
全てのパターンを見つけて
自分で組み立てて達成感を得たら、
もう『展開図』の概念は得ました。
当然
どの図形でも必ず展開図があるので、
これから先は
『いきなり組み立て始める』のではなく、
『展開図を意識しながら』組み立て始めます。
それが出来るこの
磁石の知育玩具はとても素晴らしいと思います。
私も子供の頃欲しかったなぁ・・・
と思いましたが、
よく考えたら、自分で厚紙で作って
セロテープで立方体を作る遊びをしていました(笑)
おかげで今は脳内の立方体を
直ぐに図に書くことができます。
この図形認識能力は
10歳までに脳にその回路を作っておかないと、
それ以降は育たないか、非常に会得するのに
苦労します。
あまり言いたくはありませんが・・・
15、12の上の子供二人には
間に合いませんでした。。。ゴメン娘よ。
8才、6才、0才の3人は
早くから体系だてたメニューで
空間認識力を養うので、すごいことになりそう。
改めて、
『才能逓減の法則』はあると感じました。
『特定の能力は、伸ばすべき時期に伸ばさないと
枯渇する』ので、
『学習能力の機会損失』を防ぎ、最大限の
効果を発揮する訓練を楽しく行うのが、
NTAのモットーです。
勿論、
楽しいトレーニングを終えた後は、