翌日は、東京メトロ一日乗車券を600円で購入して、渋谷Bunkamuraで開催されている「モネとジヴェルニーの画家たち」へ フランスの田園風景に魅せられた後は、柔らかな日差しにどうしても外呑みがしたくなり明治神宮へ行ってみたが、本堂は厳粛な空気が漂い呑める雰囲気ではなかった(当たり前だが)一緒に行った友人が参拝の記念に「大御心」をひこうという なんでもその方に一番合った明治天皇のお言葉が中るのだという 私は15番「いかならむことある時も うつせみの人の心よ ゆたかならなん」いつ、いかなる思いがけない変事が起きても、慌てふためくことなく、広く豊かでありたいものですとの訳 なんと、かの茂木健一郎さんの論じる「偶有性」に通じるではないか 不確実性に身を置いたほうが脳の活性化につながる、なにが起こっても動じないこころを・・・ 神宮での森林浴を終えて、日比谷公園で漸く念願の外呑みを 暫し人間ウォッチング 東京は外国人が多い そしてその外国人をエスコートしている日本人の流暢な英語に惚れぼれする もう少し英会話を学んでおけばよかったと悔やまれる 夕方、仙台に戻るまえにもう一か所神保町の古本屋街へ立ち寄るが、予定より時間が余ったので急ぎ浅草の煮込みストリートへ ここはまた別世界、相変わらずの大盛況である 日も暮れてホッピーもちょっと冷たく感じるようになり、それじゃあ東京駅に戻って〆の熱燗でも・・・とウロウロしてたらなんと地下道で恩師青柳さんにバッタリ! こんな偶然もあるんですね 万歩計はすでに2万を超えていた もちろん帰りの新幹線は爆睡である ゆったりとしたローカルな旅もいいけれど、東京というところはどこか不思議なパワーをいただける処である  

週末久しぶりに東京へ・・・昼前に上京したのでいつも取引をしている葛西の酒問屋へ顔出し、お隣り江東区の日本科学未来館で売っている「ミドリムシクッキー」を・・・残念、売り切れだった そして同窓会へ出席するため、途中イチョウの美しい靖国神社に立ち寄りながら、九段下の韓国料理店へ移動する 一次会で早々に別れて、今回の目的でもある吉田類さんの番組で興味をそそられた神楽坂のお店「椎名」へむかう 確か江戸川駅で下車のはず・・・天気も良いし、段取りなしに勘だけでぶらぶら歩いてみる と、目の前にそのお店が突如現れたときには感動した ドアを開けるときはなんちゃって類さんになりきる私 明らかに地元密着型のお店のようで、よそ者とすぐに見破られる 「どちらから?」「先週の類さんの番組を拝見して・・・」 早速、類さんが注文していたお勧め手作りたまねぎ焼酎と特製レバー刺しで乾杯!旨い!そして安い!そこへ番組で類さんのお隣りに映っていたお客様(とても個性的な方)が入ってきた 親方が、この方仙台からいらしたんだってと歯切れのいい江戸っ子訛りで言うと、その常連さんは自分は椎名に魅せられて近くに越してきたこと、毎日開店と同時に入ってこのたまねぎ焼酎を呑むのだと自慢げに語ってくれた 「類さんは一回の撮影で5件ほど回るらしく、なんでも1.5升イケるらしいよ」と別の常連さんも会話に加わる ここに類さんはいないけれど、みんなが居酒屋放浪記ネタで一気に盛り上がる ずっと前からの知り合いのように・・・お酒っていいね 最後に自家製こんにゃくとポテトサラダに焼酎のお替りを頼むと、親方が手作りのユズ入り七味をプレゼントしてくれた これも番組で紹介していた七味である 「親方、必ずまた来ますね!」ほろ酔い顔でみなさんにお礼をして、類さんのようにさてもう一軒行くとしますか~ 神楽坂の坂を登った閑静な住宅街にある「カド」へ向かった 

ここで一句 たまねぎと人の情けに涙する 

昨日のIT講習の報告で、受講生のゴミを私が持ち帰ったことを伝えると、それは彼女のためにならないんだ!何年福祉の世界でやってきてるんだ!江戸っ子の担当者らしい啖呵を切られた 正しいがゆえに義憤にられ、勢いよく言ってしまう禅の言葉「弾呵」から、いつしか内容がなくなり「啖呵」に変わったという 語尾はおそらく「痰」のイメージの名残なのだろう 痰が切れてすっきり爽快になるように、啖呵も切った人だけは勝手にすっきりする(笑) この夏、父と交わした最後の言葉は「なにやってたんだ?!」私の見舞いを待ちわびた父が生命の力を振り絞っての啖呵だったかもしれない 父が亡くなってから何度かこの場面を夢にみては涙する 今朝もそこで目が覚めた 叱るということは、愛情と互いの信頼があってのこと なければ正直どうでもいいこと それ故に、父から一度も啖呵を切られたことのない私の、一生のいい思い出となった このところ思う事あり、名刺の役職がそのかたの風格に値しない方に限って名刺を出したがる 幸いうちのお店では名刺交換のような儀式は行われないが、あの方はいったい何をされている方なんですか?などと周りを魅了するような人間を目指さねばと・・・昨晩は二郎先生とそんな話で静かに締めくくる 街の果物やの店頭に赤いイチゴが並び始めると、ホットカンパリがこころに沁みる そういえば、夜景鑑賞士が選ぶ冬のイルミネーションランキングで仙台は第二位とか 年末までに一度はみておかなきゃね~そんな言葉を交わして受講生とお別れをした いつかまた必ずお会いしたいです! いや、お会いしたいのはこの私の方・・・今年一年の出会いと別れをラッピングして、いよいよカウントダウンのはじまりはじまり