先日、馬場ちゃんに連れて行ってもらった「蕎麦処 初代伝五郎」というお蕎麦屋さん 旧286号沿いにあるのだが、連れて行ってもらわないとわからりにくい場所にそのお店はあった 「Au fournil du bois オフルニルデュボワ」という以前グルメ雑誌にも載った知る人ぞ知る、天然酵母の小さなパン屋も隣接 入口にはウッドデッキのカフェコーナーがあり、目の前に広がる森を眺めながらキッシュとアップルパイでのお茶タイムは、暫し都会の喧騒を忘れる素敵なひととき・・・ そういえば、この景色 子供のころによく遊んだ親戚の庭に似ている 「なつかし」という言葉は、外国語にはないそうだ 人がなつかしいと思う対象は「面影」である 以前はそこにあったが今は失われた何かが、面影としてなつかしがられる 齢を重ねると、それが増す それぞれの時間があり それぞれの人生がある 「あなたの人生に、いろいろ不確実なことがあると思いますが、これから何が起きるか、それが楽しみですか? それとも不安ですか?」この質問に、「楽しみ」と答えられる人は脳が健康である、と茂木さんはいう でも、娘をはじめ被災者の方々、そして今まで出会った受講生たちへ同じ質問を投げかけることはできない 確かに人生には180度大きく変わる瞬間がある それが小さな角度であっても、山の頂上に立てば足が竦むこともある その時、私は「楽しみ」と即答できるだろうか・・・  とはいえ、人生の岐路に立ちあれこれ思い迷ったとしても最後にジャッジを下すのは、下せねばならないのはこの自分 と気弱になっていたころ、お客様を通じて素敵な女性に出会った その方は、看護師を経て看護学校の教師へ、その後ご主人の転勤が大きな転機となり、予防医学としてのリンパマッサージの世界へ飛び込む そして、2010年ここ仙台の地でリンパトリートメント講座を開講 昨日、夜勤明けの娘と共にその入門講座を受講した たった30分程度の簡単なリンパマッサージで顔が・・・変わった そのほかに学んだこととして、常に体温は36.5度を保つこと、笑うこと、満腹状態にしないことはリンパ球を元気にするということ 今日はさっそく母へ施術してあげた 手当てとは、ひとのやさしい「気」をおくりこむことかもしれない 父が生きてるうちに施術してあげたかったね 母と共に父の面影を偲んだ

余談ですが、わんちゃんにもリンパマッサージは有効だそうです(笑)  

今日は、講習がない曜日なので午前中は母とゆっくりお茶をする 少し遅れてごめんなさい、敬老の日のお祝いに母へ洋服をプレゼントした まぁ、相変わらず何か一言文句をつける癖は生涯直ることはないようだが、こちらも少しは学習したので、笑顔、笑顔 いつまでも文句がでるくらい元気なほうがいい 馬場ちゃんの、「過去と他人は変えられない」という名言をこころに刻んでおこう(すると馬場ちゃんからメールが、以心伝心か)天気もいいので、急にやってくる北風くんのために、ストーブをメンテしたり毛布を洗濯したり、衣替えも行った 私のようなズボラな人間には四季があるのはいいことだ 季節ごとに整理整頓ができる そして、齢を重ねる毎に身の回りの品々が少しずつ片付いていく 方丈記ではその名の通り、鴨長明も方丈の住まいで晩年をすごしたそうな 世の中にある、人と栖と、またかくのごとし・・・ 店へ向かう途中、久々に古着屋へ顔をだす お店の商品もすっかり秋冬ものに入れ替わっていた と、まるで私にラブコールを送ってるかのようなブーツを発見! サイズもぴったり、即恋に堕ちた こんなことだけで、人間というのは単純なもので、足取りが軽くなりみんなに優しくできるのだからなんとも情けない 衣食足りて礼節を知る、か そうそう、先日図書館で読み漁った「超バカの壁」のなかにこんなフレーズがあった

「多くの人は衣食が足りないと礼儀知らずになる、下品になるというふうに受け止めているでしょう
 でもそういう意味ではありません 脳の働きから見ても、人間は衣食が足りないうちは、まともな考え方はできないのです ある程度の衣食をきちんと保障するのがいかに大事なことかというのは、どんな社会でも当然です」被災地の方々の冬越えの準備は大丈夫なのだろうか・・・ 娘の引っ越しの荷物に、私のお気に入りの暖かなブランケットと電気毛布をこっそり忍ばせておいてよかったと思った   

 

タンコブも消え、家の掃除を終えて昨日は久しぶりに図書館へ、本を貪るように読んだ後、相方とチラ呑みして早めに帰宅する 深夜、BSで在宅医療チームのドキュメント番組をやっていた 私が今関わっている難病中の難病ALSの患者さんを取り上げていて興味深く観た 誰もがいかなる状況においても人生を愉しくいきる権利というものはある そのために、在宅医療チームは24時間体制で家族またはヘルパーチームと、そして時にITサポートチームが加わり三位一体で活動しているのだ  障害と向き合ってる方々は「できるよ、大丈夫だよ!」という言葉だけでも生きる勇気が湧くという いや、それは私たちでも同じこと 番組では、在宅医療に特化した医療機関であり、「あせらず、あわてず、あきらめず」をモットーに心身両面から患者様をサポートしているCMC広島の代表 岡林先生が最後にこう語っていた 医療とはサイエンスを基本に技術でアートするが そこにヒューマニティ(人間性)があってこそ意味を為すのです 人は皆必ず死期を迎える、そのときにその方の思いを残すお手伝いを、何もできなければただ寄り添うだけでもいいんです・・・と その言葉を受けるが如く、昨晩のTBS「ホンネ日和」のゲストは養老先生 テーマは「人間の育て方」 ボクらの子育ては間違っていると、養老さん 親は、子供を早く大人に育てようとし過ぎている、もっとゆっくりでいいいんじゃないか、小さな大人が増えている そして「入試の最大の問題」は「業績主義」にあると養老先生は主張 その結果、「人を見る目」がなくなった これからの子どもは外に出し、自然の美しさと脅威を体感させることが大事 我々はどうせ死ぬまで学ぶのだから、子供の頃にしかできない実体験をさせる そのことが子育ての基本であり、ひとの気持ちに寄り添えるこころ豊かな人間を育てると力説されていた 二つの番組がヒューマニティのところでリンクする 公園を駆け回っていた、モンスターを想う どうか相手の気持ちに寄り添える人間になってほしい 巷では人工衛星が落下するだとか、名大の発表に震撼していた ニュートリノが光より速いという、なんと現代物理学の基本であるアインシュタインの相対性理論が大きく揺らぐことになる・・・ 人間の幸福のために科学は存在しなければならないと、茂木さんは日々主張しているが、どこかヒューマニティとはずっとかけ離れたところで科学が一人歩きしているように思われてならない さぁ、食欲の秋、運動の秋、立飲みの秋? 気持ち新たに今日からシャッキといこう!