タンコブも消え、家の掃除を終えて昨日は久しぶりに図書館へ、本を貪るように読んだ後、相方とチラ呑みして早めに帰宅する 深夜、BSで在宅医療チームのドキュメント番組をやっていた 私が今関わっている難病中の難病ALSの患者さんを取り上げていて興味深く観た 誰もがいかなる状況においても人生を愉しくいきる権利というものはある そのために、在宅医療チームは24時間体制で家族またはヘルパーチームと、そして時にITサポートチームが加わり三位一体で活動しているのだ  障害と向き合ってる方々は「できるよ、大丈夫だよ!」という言葉だけでも生きる勇気が湧くという いや、それは私たちでも同じこと 番組では、在宅医療に特化した医療機関であり、「あせらず、あわてず、あきらめず」をモットーに心身両面から患者様をサポートしているCMC広島の代表 岡林先生が最後にこう語っていた 医療とはサイエンスを基本に技術でアートするが そこにヒューマニティ(人間性)があってこそ意味を為すのです 人は皆必ず死期を迎える、そのときにその方の思いを残すお手伝いを、何もできなければただ寄り添うだけでもいいんです・・・と その言葉を受けるが如く、昨晩のTBS「ホンネ日和」のゲストは養老先生 テーマは「人間の育て方」 ボクらの子育ては間違っていると、養老さん 親は、子供を早く大人に育てようとし過ぎている、もっとゆっくりでいいいんじゃないか、小さな大人が増えている そして「入試の最大の問題」は「業績主義」にあると養老先生は主張 その結果、「人を見る目」がなくなった これからの子どもは外に出し、自然の美しさと脅威を体感させることが大事 我々はどうせ死ぬまで学ぶのだから、子供の頃にしかできない実体験をさせる そのことが子育ての基本であり、ひとの気持ちに寄り添えるこころ豊かな人間を育てると力説されていた 二つの番組がヒューマニティのところでリンクする 公園を駆け回っていた、モンスターを想う どうか相手の気持ちに寄り添える人間になってほしい 巷では人工衛星が落下するだとか、名大の発表に震撼していた ニュートリノが光より速いという、なんと現代物理学の基本であるアインシュタインの相対性理論が大きく揺らぐことになる・・・ 人間の幸福のために科学は存在しなければならないと、茂木さんは日々主張しているが、どこかヒューマニティとはずっとかけ離れたところで科学が一人歩きしているように思われてならない さぁ、食欲の秋、運動の秋、立飲みの秋? 気持ち新たに今日からシャッキといこう!