さぶい・・・ こうも寒いと家の掃除が手抜き状態となる 空間の新陳代謝を怠ると自分のこころが詰まってくる 断捨離とはそういうこと
あなたの、見せたくない場所、見られたくない場所、見たくない場所、そこに、あなた自身が潜んでいる・・・誰かの言葉
私はこうして日々感じたことを未来のモンスターへ語っているわけだが、「自分の生き方を、自分で決められる子」「自分のことを、自分で好きでいられる子」究極の子育ては、それに尽きるのでは そのためにいろいろなことをお話してあげるだけ その昔、幼い私が祖母からたくさんのお話をきかせてもらったように

週末、みなさまのご協力のお蔭で、阿部ちゃんの牡蠣の会を無事に終えることができました ありがとうございました! 牡蠣オーナーとして支援くださった仲間が一堂に会しての試食会 渡波で開催している牡蠣祭りから駆けつけてくれた阿部ちゃんを囲んでみな万感の思いだったのは・・・しかし、自然というものは凄い 津波の威力もそうだけど、その後の海の蘇生、新陳代謝 ミネラルたっぷりの牡蠣が見事に復活を遂げた  

今、時間を割いては東京大学学術俯瞰講義 「物質の科学」を聴いている  学術俯瞰講義とは、東京大学で開講される学部1,2年生向けの講義をネットで無料発信しているもの その第一弾「物質の科学-その起源から応用まで-」では、なんと小柴特別栄誉教授(ノーベル物理学賞)が教壇にたつ その小柴教授は講義の前にこう述べられてた 「講義の前にお話ししておきたいのですが、立派な学者というものはたくさんのことを知っているひとじゃない しらないことがこんなにあるぞということを痛感しているひとである 」科学のロジックは日進月歩なり 物質というものはどこから生じたか・・・ まず教授は、あのビッグバン理論の先駆者である半世紀前の物理学者 ジョージ・ガモフを取り上げていた 表題にここで戻る 学生時代まる暗記した原子記号はすっかり忘れてしまったけれど、ジョージ・ガモフの著書「不思議の国のトムキンス」を読んだ方ならわかるだろうが、独特の挿絵はいまでも脳裏に焼き付いている 誰しも一度お読みくだされば、物理の虜になるかも・・・ そんな面白い本である 

「お姉ちゃん、お父さんにバレンタインのチョコレート買ってきてぇ」 バレンタインには必ず愛する父へチョコを贈っていた母 いつまでも母の心の中で父は生き続けている 残すものに三つあるという 金、名声、そして一番尊いのは「ひと」 ひとを残すということは、後継者という意味の他に、自らが誰かのこころのなかに生き続けること、でもあるかもしれない 一年で一番底冷えするこの2月だが、MY Familyの女性陣はみな2月生まれということもあり、賑やかな月である そして来月、内々で行う息子の結婚式に着ていく洋服を選んでいる母をみて、いくつになっても「女」だな~とおもう テレビに映った黒柳徹子さんに向かって「私と同世代だけど、あの方は化粧落としたらみられないかもね~ しわが多いわ」との会話に絶句する(笑) 人間的な魅力があればいいんですよ、かあさん 世の中を見渡せば、人生お金じゃないなんて豪語しながら結局金に縛られてるひと いつまでも社長、先生という肩書から逃れられない傲慢なひと けれど、ひとの世は所詮フィクションであり、時は死へ向かって確実に刻まれていくというのに・・・ 

定年退職後まもなくガンを宣告され、余命いくばくもない実父の姿を記録したドキュメンタリー映画「エンディングノート」娘の推薦で彼女の誕生祝も兼ねて、共に観た この映画はいくつかの要因によって奇跡的にできあがったと思う 次女が子供の頃からビデオを回すのが好きだったので長期にわたる映像の蓄積があったこと そのためカメラの存在を登場人物が意識せずに済んでいること その次女が映画監督是枝氏の弟子となったこと 病院の緩和ケアがうまくいったこと 家族全員が愛し合っていること このお父さんが(ニーチェの言うところの宗教を必要としない)方であったこと等々 映画は「本日はお忙しい中、わたくし事のためにお集まりいただき恐縮でございます 誠に申し訳ございませんが香典はご辞退させていただきます」の言葉からはじまり、最後は霊柩車を見送る場面で終わる・・・ きっとこの映画を観た誰もがそうであったように、私たちも二年前の父の最期を思い出し涙し、自らのエンディングをしずかに問う
以前、元新聞記者の佐々木俊尚さんがイトイ対談で、河北新報の3.11以降連載しているある記事を取り上げて絶賛していた 
客観中立がありえないのに、その幻想にすがってる新聞社はおかしいじゃないかと言い続けていたがそこに踏み込んでる河北新報はすごいなと思ったと 今まで日本の中にあった「他人事みたいな感じ」が、図らずも震災を機会に大転換してついに払拭される可能性がある いよいよ「当事者としての立ち位置」が問われる時代、当事者意識のない人はもう影響力を持たないと・・・ ふと、「震災で失ったものは大きいけれど・・・」と涙した宮寒梅の女将の顔が浮かぶ あの震災からまもなく一年 人生では、その時々のステージで様々な課題と向き合う 断捨離とはモノをただ捨てるのではなく、モノと向き合うこと そこに確かなモノが見えてくる 

帰り道、美しいおぼろ半月に見惚れた こうして毎晩、星空を眺めることを訓えてくれたのは昨年末他界された山田くんのお父様だった 「星を眺めるとき、ひとは謙虚になるもんです 自分を支えてくれる多くの方々に感謝して、今日一日元気に生きられたことに感謝して」 山田さんの声がこころの中に木霊した 

先週の水曜日、馬場ちゃんのお友達が企画した「みやぎ・おおさき絆プロジェクト」のひとつである、鳴子温泉日帰りバスツアーなるものに参加した 超豪華企画なのに、平日ゆえなかなか集客できないとお悩みのこと そこで私たち呑兵衛仲間7人がイザ!立ち上がり参加することになったのだが、最終17名の酒好きな参加者を乗せたバスは、朝8時半、冷え切った青空の下、仙台駅東口を出発した 辺りがだんだん雪景色に変わるころ古川の「宮寒梅酒造」へ到着 失ったものは多いけれど、この一年で一生分の出会いがあり、多くの方々の支援のもとこうして立ち上げることができたと、若女将の真奈さん(なんと娘と同じ年)が涙ぐみながら語ってくれた、震災で大規模半壊となった蔵の再建のご苦労話にこころ打たれる 試飲もさせていただいた、こころに春を呼ぶというお酒「宮寒梅」を応援していこうとおもった その後、数年前に相方と山を越え谷を越えてやっと辿り着いた岩出山のあの「蕎麦屋 もみじ野」へ再びバスは向かう 以前と異なるのは周りは真っ白な銀世界・・・ 新緑のもみじ野もなかなかだったが、旨い蕎麦と天ぷらと雪見酒で暫し冬を堪能する バスは最後の拠点、川渡温泉「山ふところの宿 みやま」へ 旅館というよりは別荘といった感じのシンプルなお宿 中でも温泉はとてもよかった・・・ 風呂上がりの一杯でまったりすると、もう今晩はここに泊まりたいね~と一言 ガ~ン! 今夜、私と二郎先生はお店を開けるのであった 日は落ちて、ちょっと居眠りして目が覚めると、そこはもう仙台 あっという間の愉快な旅だった そういえば、昨年のこの時期、みんなでローカル線に乗って行った奥松島の民宿 その一ヶ月後、あの集落へも津波は襲ってきたのだ 人生はわからない けど、怯えずに今を愉しむこと お土産に買ってきた宮寒梅の一升瓶を眺めながら、みんなで「こころに春の訪れ」を待ちわびるのであった まる