ビジネス人間学 -3ページ目
仮想通貨革命ビットコインは始まりにすぎない【電子書籍】[ 野口悠紀雄 ]
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ビットコインをはじめとする仮想通貨が、世界を揺るがし始めている。管理主体を持たない通貨、国家の枠組みを超えた通貨として、経済・社会の枠組みを変え、ビジネスや日常生活をも変えようとしている。従来の通貨が脅かされるとき、何が起きるのか。そのインパクトと日本経済の課題を明らかにする。画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページからは注文できません。
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 【東京】三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、仮想通貨の管理・決済サービスを提供するコインベースへ出資し、ビットコイン業界に参入する。複数のMUFG関係者が明らかにした。

 コインベースは8日、アジア事業の拡大に向け三菱東京UFJ銀行と三菱UFJキャピタルを含む投資家から約1050万ドル(11億円)を調達する。

 低金利環境で本業の融資の利益が圧迫される中、金融各社は成長の源としてフィンテック(IT技術を使った新たな金融サービス事業)に目を向けている。

 コインベースは2012年にブライアン・アームストロング、フレッド・エアサム両氏が創業した。現在は32カ国で事業展開し、15年1月時点の19カ国から拡大している。昨年にはニューヨーク証券取引所(NYSE)や複数の銀行から7500万ドルを調達した。

 事情に詳しい複数の関係者によると、今回の資金調達前にはコインベース全体の評価額が4億ドルだった。

 コインベースはこれまでのところ、アジアへの進出がシンガポールだけにとどまっている。

 創業者で社長のエアサム氏は「主要なグローバル金融機関との提携がわれわれの戦略の柱であり、三菱東京UFJ銀行との協業を楽しみにしている」と述べた。

 金融機関は、ビットコインの基盤を成し、金融取引へ応用できるブロックチェーンへの関心が特に高い。邦銀はシリコンバレーに社員を派遣し、フィンテック分野の新興企業との関係構築に努めている。

 MUFGのデジタルイノベーション推進部長の柏木英一氏は「今の段階で具体的な計画は何もないが、出資を通じて、パブリック型ブロックチェーンの強化に取り組みたい」と述べた。

 ビットコインは仮想通貨の一種で、銀行などの第三者機関を介さない匿名でのインターネット送金を可能にする。

 コインベースは、ビットコインを受け取る販売業者の決済処理など、さまざまな金融サービスを提供している。個人でもコインベースを利用してビットコインを安全に管理し、オンラインショッピングでの支払いに使うことができる。

 同社によると、現時点での利用者は410万人に上り、個人用ウォレット(口座)は600万件を超えている。

 日本では、顧客から預かったビットコインを消失させた私設取引所マウントゴックスが2014年に経営破綻した経緯がある。マウントゴックスの最高経営責任者(CEO)は逮捕され、コンピューターシステムを不正に操作した罪で起訴された。本人は容疑を否定しているが、この一件でビットコインのイメージが低下した。

 MUFGのデジタルイノベーション推進部の上席調査役、川崎悠一朗氏は、コインベースのコンプライアンス(法令順守)はしっかりしており、米国の多くの州でライセンスを取得していると指摘した。

By Atsuko Fukase



引用:三菱UFJ、ビットコインに参入-米コインベースに出資


新聞が報じない仮想通貨のホントの正体がわかる本 [ 仮想通貨総研 ]
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仮想通貨総研 秀和システム発行年月:2014年12月 ページ数:238p サイズ:単行本 ISBN:9784798042183 第1章 通貨とは何か?(そもそもお金とは何か?/通貨はどこで発行されている? ほか)/第2章 仮想通貨とは何か?(ビットコインは誰がなぜ作った?/ビットコインは誰が発行している? ほか)/第3章 仮想通貨のホントの問題点(まだ仮想通貨が使えない場面が多い/ネットワークの外部性の影響が強い ほか)/第4章 仮想通貨の「次」に来るもの(仮想資産とは何か?/仮想資産にはどういう仕組みが必要か? ほか)/第5章 仮想通貨の先駆者へのインタビュー(ビットコインで1000万円が4
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いまこそ知りたいドナルド・トランプ [ アメリカ大統領選挙研究会 ]
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アメリカ大統領選挙研究会 水王舎発行年月:2016年07月01日 予約締切日:2016年06月29日 ページ数:126p サイズ:単行本 ISBN:9784864700566 1 ドナルド・トランプとはどういう人物なのか?(ドナルド・トランプという男/ドナルド・トランプの性格/揺らぐことのないポリシー ほか)/2 トランプと政治(色物トランプが怒濤の快進撃/どうして大統領選に立候補したのか?/支持層は白人の低中所得層 ほか)/3 トランプの暴言&迷言セレクト52/4 50億ドルを稼ぐビジネス術(なぜトランプは50億ドルを稼げたのか/市場調査と経験に裏打ちされた直感/50億ドルを稼ぐ勝者の宣伝力
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 米民主・共和両党が党大会を終え、11月の大統領選へ向けた選挙運動がいよいよ本格的になってきた。ここで、そもそもの大きな疑問が頭をもたげてくる。ドナルド・トランプ氏が大統領になるという考えに安心できる国民は十分にいるのかという疑問だ。

 仮にそうであるなら、大統領選は接戦になる公算が大きい――トランプ氏が十分に勝てる可能性を秘めた接戦にだ。トランプ氏は結局のところ、2つの大きな資産を持っている。1つは、変化が求められているこの年に変化をもたらす人物だとみられていること。もう1つは、経済的な手腕も勝っていると考えられていることだ。今年、米国民が確実に得たいと思っているものがあるとすれば、この2つがそれだ。

 反対に、米国民が不作法かつ予測不可能な性質――イラク戦争で息子が戦死したイスラム教徒の夫婦に対する発言に表れているような性質を持ったこの男を大統領として見ることができないのであれば、トランプ氏はどこかの時点で天井にぶち当たり、そこから上に進むことができなくなるだろう。そうなればヒラリー・クリントン氏の勝ちだ。

 両陣営とも、今秋の大統領選ではこの問いがカギになるという基本認識を持っている。トランプ陣営の選挙対策責任者ポール・マナフォート氏はオハイオ州クリーブランドで開催された共和党の党大会でそのことについて公言した。

 マナフォート氏は政治の世界のほぼすべてを見てきたベテランだ。彼は今回の選挙戦をロナルド・レーガン氏がアウトサイダー候補として出馬し勝利を収めた1980年の大統領選になぞらえている(マナフォート氏はレーガン氏のために活動した経験がある)。1980年のレースでは、多くの国民が元俳優を将来の大統領候補としてなかなか受け入れることができなかった。知性面でふさわしくないとか、安全保障面で危険すぎるなどと冷ややかに批判した向きもある。

政治家としての経験値

 だが当時の米国民は現状にうんざりしていた。激しいインフレや、イランの米大使館で学生たちが米外交官を人質に取るという屈辱的な事件が起こった現状にだ。国民は変化を求めていた。問題は変化をもたらす人物として、レーガン氏を安全な選択肢としてとらえられるかどうかだった。

 投票日のわずか1週間前に行われた最後の討論会でようやく、レーガン氏が大統領にふさわしいと認めた有権者も多い。

 マナフォート氏は先週、ブルームバーグ主催の朝食会で、「ちょうどレーガンの時のように、大統領になれる人物としてドナルド・トランプがひとたび国民に受け入れられれば、レースは終わると確信している」と話した。「それがいつになるかは分からない。自分たちの仕事をするだけだ」

 だが、レーガン氏と並列に論じることが説得力を持つかどうかは全く分からない。まず、レーガン氏は1980年までにはベテラン政治家として十分な経験を持っていた。米国最大の人口を抱えるカリフォルニア州で知事を8年間務め、出馬した1976年の大統領選も全力で戦っていた。

 換言すれば、レーガン氏は今年のトランプ氏のような、リスキーなアウトサウダー候補者ではなかったのだ。レーガン氏は異端的ではあったが、トランプ氏より経験があり、有権者が安心感を得るまでの時間も長かった。

人柄に対する有権者感情

 それにこんな違いもある。レーガン氏の人柄は好感を持たれていた。一方、トランプ氏の性格に対する有権者の否定的な感情は、これまでに十分に記録されている。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースが共同実施した最近の世論調査によると、例えば、回答を寄せた有権者の60%がトランプ氏の性格に対して否定的な感情を持っている。トランプ氏に好感を抱いている有権者はわずか27%だ。

 世論調査会社ギャラップは今年、1980年の大統領選の最中のレーガン氏に対する国民感情を調査し、それがトランプ氏とは対照的だったことが分かった。ギャラップによると、「全体として、レーガン氏は1980年の大統領選で、一貫して好感度のほうが高かった」。

 1980年1月のギャラップ調査で、レーガン氏の支持率は60%をつけている。人格に関する好感度を10点満点で評価する設問では、同年5月と8月の調査で国民の70%がレーガン氏を肯定的にみていた。

 もちろんクリントン陣営も、好感度や信頼性という厄介な課題に直面していることを理解している。クリントン陣営は同氏が大統領になるという考えに安心感を持ってもらいたいと考えている――民主党の党大会で同氏の信頼性を証明する数多くの演説や、夫や娘から非常に私的な話が披露されたのはこのためだ。だが、民主党側は少なくとも、トランプ氏を大統領にするという考えが無党派層に根づかないことを確実にしたい意向だ。むしろ、そのビジョンを恐ろしいものとして見てほしいと思っている。

 クリントン氏は大統領候補の指名受諾演説の中で、「彼はわずかな挑発で冷静さをなくす」人物だと批判。「記者から厳しい質問を受けたときや、討論で挑戦されたとき。抗議のデモを見たときなど。オーバルオフィス(大統領執務室)で本物の危機に直面したときの彼を想像してほしい」と語った。

 クリントン氏はレーガン氏という先例に言及したが、その意味合いはかなり異なっていた。「米国に再び朝がきた」というレーガン氏のスローガンを引き合いに出すと、トランプ氏については「共和党を『米国の朝』から米国の夜中にはるばる連れてきた」と攻撃した。

 大統領選までの3カ月間に、取り組まなくてはならない問題は数多くある。だが、最初でおそらく最後の問題は、最も基本的な問いでもある。トランプ氏は大統領にふさわしいと思ってもらえるかどうかの試験に合格できるだろうか? 

(筆者のジェラルド・F・サイブはWSJワシントン支局長)

By GERALD F. SEIB



引用:トランプ氏の試練:レーガンになれるか?


ドナルド・トランプ [ 平睦夫 ]
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奇跡を起こす10倍思考 経済界新書 平睦夫 経済界発行年月:2016年07月 ページ数:189p サイズ:新書 ISBN:9784766720617 平睦夫(タイラムツオ) 1958年東京生まれ。年間200回を超える企業研修や講演を行う人材育成のプロフェッショナル。人物の研究、分析、評論を行うヒューマンアナリストでもあり、猛烈な読書家としても知られる。研修、著作の分野も広く、論理思考、コミュニケーション、時間管理、営業スキルから「賢人道」「あがり症克服」まで人生全般をカバーする。NHKや民放各社のテレビ、ラジオ出演も多い。松本幸夫の名前で、数多くのベストセラーがある(本データはこの書籍が刊行さ
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 連日パソコンとにらめっこ、今日もデスクに貼り付き状態のオフィスワーカー。一見楽そうな座る姿勢も、長時間ともなると体のあちこちから悲鳴が上がる。そんな仕事環境の改善に効果がありそうなのが、普段使っているイスに装着するグッズだ。

 座れば姿勢が良くなる「アーユル メディカルシート」は、トレイン(東京都渋谷区)が、姿勢に関する専門家の監修のもとに開発した座面シートだ。ルックスは、ちょっと大きめの自転車のサドルに似た独特の形状で、背面には背もたれならぬ腰あてがついている。同商品をイスの上に置く。そして適度な弾力を持つ座面に腰を落とせば、おのずと坐骨2点で座った状態となり、自然と骨盤が立つ正しい座位姿勢となる。腰あては、この状態をキープする頼れるサポート役だ。姿勢を矯正すれば、腰痛に頭痛、肩や首のコリやハリといった体の不調も改善が期待できるかもしれない。価格は1万7,280円(税込)、カラーはブラックなど全4色。

 一方、こちらは座り心地満点の一品。持ち運びできる2つ折りクッション「エアウィーヴ 座クッション(1万5,120円・税込)」は、ビジネスパーソンに負けず劣らず移動などで長時間座ったままの姿勢が強いられることも多いアスリートの声に対応して生まれた。形状は座面プラス背もたれ、適度な反発力と抜群の体圧分散性や通気性が特徴の高反発マットレスパッドが、背中から腰、そして臀部までをしっかりと支え、着座姿勢の疲れを軽減してくれる。商品を企画したのは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会オフィシャル寝具パートナーであるエアウィーヴ(東京本社:東京都中央区)だ。

 また長時間のデスクワークには、合間に気分転換を兼ねてのストレッチもいいが、「どこでもマッサージャー モミっくす Re・フレッシュ(アルインコ/大阪本社:大阪府大阪市、東京本社:東京都中央区)」があれば、スッキリ爽快感はさらにアップすること請け合いだ。同商品はイスに取りつけるコンパクトなマッサージ機だが、もみは本格派。内蔵ヒーターによる人肌のぬくもりで、動きは手もみを再現する大きな3つのもみ玉が、肩甲骨から腰までのこりをもみほぐしてくれる。価格は1万4,800円(税込)。仕事用からマッサージチェアに早変わりしたイスに座って、パソコンを前に、しばし至福の時間を過ごしてみるのも悪くない。

 もちろん日々スマートに仕事をこなし、座る時間を短くするのが理想だが、なかなか現実はままならない。ならば今回紹介したイスに取りつける快適グッズなどを活用し、体への負担を最小限に抑えたいものだ。






 職場の仕事終了後の夜にある人脈作りのイベントをパスしようかと考えているあなたは、考え直すべきかもしれない。



 個人的な友人ないし仕事の世界で作った友人を通じて職を得た労働者は、企業と直接接触して職を得た労働者より、平均で6%高い賃金を得ていることが分かった。人脈が多い人は職にとどまる期間が長く、失業の期間が短い傾向にあることも分かった。



 知り合いが多ければ多いほど、人脈が豊富で比較的高い賃金の職を紹介できる人とつながっている可能性が高いからだという。セントルイス地区連銀のエコノミスト、デービッド・ウィクザー氏の新たな研究で明らかになった。



 エコノミストらはこれまでも人脈が賃金に与える影響について研究してきたが、以前は人脈が成功につながるのは、雇用市場に関する情報をより多く入手できるからだと主張されていた。



これとは対照的に、ウィクザー氏は、友人を通じて紹介される職のタイプが他と根本的に異なると考えている。同氏は「自らの人脈を通じて仕事を探す傾向のある労働者は、(企業から)直接探す人と異なる。そして、人脈が多い労働者は、より良い仕事へのアクセスを持つ」と書いている。



 ウィクザー氏によると、現在雇用されている労働者のうち、友人に仕事を紹介してもらった人の平均給与は1週間当たり772.20ドル(約8万2000円)と、そうでなかった人の725.84ドルを上回った。



 この研究結果は、賃金の不平等への対処が難しいことを浮き彫りにする。人脈の多い人は、他の人脈の多い人が職を得るのを助ける傾向にある。このため、人脈が少ない人は人気のポスト(ないしその情報)を得て、それを他の人にも回すことが一層困難になるからだ。



 これは、ウィクザー氏が同僚のマーセロ・アーベクス、デニス・オディー両氏と共同で執筆した論文に基づいている。彼らは、人脈を通じて得た職がより良く、より高賃金である理由の1つとして、仕事を紹介する人が既に出世していて、その人が既に持っているのと同等な地位および賃金の仕事の情報を他の知り合いに回せることを挙げた。こういった人々は、人脈内の知り合いに仕事を紹介する前に、事実上の仕事の選別を行う場合が多い。



 もう1つの理由は、仕事の紹介となると、通常の労働者よりも、人脈ネットワークにもっと中心的な人から紹介されるケースが圧倒的に多いことだ。



 ウィクザー、オディー両氏は、「人脈とのつながりが深い人がより良い仕事へのアクセスを持つ限り、彼らは自らの知り合いにもより良い仕事を紹介しようとするだろう」と述べ、「ここからは、人脈を通じて得た仕事の賃金が、無作為に探した仕事の賃金より高いこと、そして、人脈を通じて仕事を得た人は概してコネが強いことがうかがえる」と付け加えた。





By SHAYNDI RAICE









引用:友人が多いと高収入になり得る理由



人見知りが武器になる ムリに話さずココロをつかむ36の極意【電子書籍】[ 高嶋美里 ]
価格: 950円 レビュー評価:0.0 レビュー数:0
あなたの人生が180度変わる! 相手と争わずに「YES」と言わせる人心掌握術人といかに争わないか。人をいかにイヤな気持ちにさせないか。人をいかによろこばせるか。究極のコミュニケーション上手とは、お尻をたたいたり、攻撃したりしなくても、人が自発的に動くスイッチの入れ方を心得ている人のことです。1000人が殺到する大型セミナーカリスマ講師が教える、強要したり、圧力をかけたりせずに、相手の「YES」を自然に引き出せる極意36を紹介。画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天kobo商品ページからお願いします。※切り替わらない場合は、こちら をクリックして下さい。 ※このページ
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本音で生きる一秒も後悔しない強い生き方【電子書籍】[ 堀江 貴文 ]
価格: 864円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1
プライドを捨てろ!<br><br>周りを気にして本音を言えずに生きている方、自分のやりたいことに踏み出せない方は、多いと思います。<br><br>この本の著者である堀江貴文氏(ホリエモン)は、徹底的に言うべきことを言い、やるべきことをやるという生き方。それになぜか魅かれる方も多いのではないでしょうか。<br><br>本書では、生き急いでいるようにも見える堀江氏に、人生を後悔しない生き方のヒントをいただきました。<br><br>プライド、言い訳、バランス……。どんな方でも、自分を生きにくくしているものに、きっと気づくはずです。画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。 ※ご購入は、楽天ko
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※この記事は「経営者JP」の企画協力を受けております。


ネットやテレビでもおなじみの堀江貴文氏だが、その著書『本音で生きる』がオリコンの上半期新書部門で1位にもなり、話題にもなっている。そんな堀江氏にとって「本音で生きる」とは何か。


「本音で生きる」というタイトルを依頼された時、正直、何もピンとこなかった。


本音で生きる。


むしろ、なぜ本音を言えないのか、なぜ本音で生きられないのかのほうが、僕には分からない。


「失敗が嫌だから、やらない」


「あとで何か言われそうだから言わない」


「嫌われたくないから、突っ込まない」


それで何かいいことがあるのだろうか。


皆さんもお分かりだと思うが、世の中はすべて「いいか、悪いか」「ゼロか、100か」で割り切れるものではない。たとえその時意見が食い違っても、その相手まで嫌いになることはないし、失敗したとしても、未来永劫失敗のままでいるわけはない。


だとしたら、まず言いたいことを言って、やりたいことをやったほうが、よっぽどいいのではないだろうか。


それにしても、日本人の議論を避ける傾向、いや全員が同じ意見でなければならないという強迫観念はいったい何なのだろうか。


僕はこれまでにさまざまな人と対談してきた。なかには、意見が合わない人もいたし、議論がまったくかみ合わなかった人もいる。「お互いの価値観が異なっていることが分かる」というのは、とても大事なことだ。


なんとなく分かったふりをして終わるのと、たとえ自分の価値観と違っていても、しっかり相手の意見を聞くのとでは、どちらが「相手のことを知る」ことになるだろうか。


たとえまともな議論にならず、ケンカになっただけだとしても、人と議論することが無意味だとは思わない。僕は、意見が一致しないからという理由でその人のことを嫌いになったりはしない。意見が一致しないことと、相手を嫌うということは、そもそも、まったく別のことだ。


だから僕は、対談だけでなく、ソーシャルメディアでも積極的に人とぶつかり合おうとしている。それは、その人が嫌いだからだとか、人格を否定するためではない。違う意見を持った者同士がぶつかることで、新しい発見があるからだ。


それなのに、「議論は一致しなければ意味がない」「意見が一致しない=相手のことを嫌いなんじゃないか」と思う人がいかに多いか。「We agree to disagree」(僕達は分かり合えないことが分かり合えた)でよいのだ。「価値観や意見が違う」ことが分かることが大事なのだ。


周囲の「空気」や同調圧力など気にしてもしょうがない。同調圧力をかけてくる奴らは気持ち悪いが、それを気にして同調するのも同じくらいに気持ちが悪い。


●「言い訳をやめろ」


自分に勝手に制限をつける人もいる。「時間がないからできない」「地方にいるからできない」。


これも僕には理解できない。


スマホやその他のデバイスが発達した今、どうにだってやりようはある。


やるか、やらないか。それだけだ。


今すぐやめるべきは、こんな言い訳だ。


・お金がないから
・時間がないから
・凡人だから、才能がないから
・やり方が分からないから


「お金がないから、○○できない」というのは、本当によく聞く言い訳だ。


今の会社を辞めたら収入がなくなるから辞められない。地元を離れたら働き口がないから離れられない。起業したいけれどお金がないからできない……。


そう言う人は、いったいいくらのお金があれば、自分のやりたいことができるというのだろうか。100万円? 1000万円? 1億円? 結局、お金が問題ではないのではないだろうか。


僕は「拝金主義の権化」のようによく扱われるが、そんな僕から見ても、世間のほうがよほどお金にとらわれているように思う。


バンジージャンプを思い出して欲しい。


テレビで芸人さんが、「跳べない、もう嫌だ」と言って泣き崩れているのをよく見かけるが、はっきりいってバンジージャンプは誰でもできる。ただ跳ぶだけだ。


世の中の多くはそれと一緒。「できない」と思っているだけで、跳んでみたら誰にでもできる。むしろ、生理的な恐怖がない分、バンジージャンプより、もっと簡単にできるかもしれない。


僕はいつも自分の考えることに対して正直でいたつもりだ。


やりたいことにはやりたいと言うし、相手の考えが違うと思ったら「僕は違うと思う」と伝える。


不器用なやり方かもしれないが、後悔することはない。これからも、中途半端に生きるつもりは、まったくない。


さて、あなたは本音で生きているだろうか。


自分が考えたことを伝え、自分が心からやりたいことに没頭し、そして自分の心に真摯に向き合っているだろうか。


時間は誰にとっても有限だ。


先のことが不安で尻込みをしているくらいなら、その場しのぎの言い訳はやめ、今すぐ一歩でも先に動いたほうがいい。


●著者プロフィール:堀江貴文(ほりえ たかふみ)


1972年福岡県八女市生まれ。実業家。SNS media&consulting株式会社ファウンダー。元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。東京大学在学中の1996年、23歳のときに、インターネット関連会社の有限会社オン・ザ・エッジ(後のライブドア)を起業。2000年東証マザーズ上場。時代の寵児となる。2006年証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され、実刑判決を下され服役。現在は、自身が手掛けるロケットエンジン開発を中心に、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」のプロデュースを手掛けるなど幅広く活躍。有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は1万数千人の読者。2014年には会員制のコミュニケーションサロン「堀江貴文サロン」をスタートした。近著に『ゼロ』(ダイヤモンド社)、『我が闘争』(幻冬舎)、『逆転の仕事論』(双葉社)、『本音で生きる』(SBクリエイティブ)など。






 
本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)
価格: 864円 レビュー評価: レビュー数:
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(ITmedia エグゼクティブ)