なごやんのSWL日記(17)懐かしのメロディー | (新)なごやん

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名古屋からJリーグ アルビレックス新潟に熱い思いを送ります。旺盛な好奇心そのままに、アルビネタに留まらず、鉄道、芸術、SWL(短波・海外放送受信)、昆虫、等々、思いつくまま書いていきます。
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 昨年のいつ頃だったか、聞き覚えのあるインターバルシグナルをキャッチしました。

 かつて、モンテカルロにあったトランスワールドラジオのインターバルシグナルに使われていたモナコ国歌(Hymne Monégasque )のメロディーです。ただし、出だしの8拍(♪ Despoei tugiù sciü d'u nostru paise の部分)だけです。

 これはトランスワールドラジオ(TWR)に違いないと思いそのまま聴いていましたが、言語名が聞き取れませんでした。

 今年の2月に改めて聴いてみるとインドの方言です。そこで、TWRインドのサイトからスケジュール表を取り出し、周波数と曜日(日曜日)、時刻を照合すると、日本時間23時までがクルク語、23時からがブンデーリー語の放送であることがわかりました。アルメニアの首都、イェレヴァン中継です。

 

 本当は日を改めて日本時間22時15分開始のサンタル語からブンデリ語終了の23時15分まで4言語1時間を聴くとよいのでしょうが、それはそれでエネルギーがいるので、今回は短い時間しか聴きませんでしたが、とりあえず貧弱な報告書を送りました。

 ヒンズー語はもちろん、インドの方言など全く知らない私ですので、受信報告は英語で書きました。自己紹介を含めた鑑文および"私信"は別添で(本来は受信報告が別添なのでしょうが)、RFE/RLと同様、「昔、同じインターバルシグナルで始まるモンテカルロからの北欧向け放送をよく聴いたこと」など、思い出話を書きました。

 

 返信は約1か月後、グアムから送られてきました。

 

 中に入っていた受信証(QSLカード、ベリカード)がこれです。

 局IDのCAW(Central Asia West)も記載されています。手書きです。

 ただし、私の手紙に対する直接の返事はありませんでした。そりゃそうですよね。今、放送に携わっている人たちの多くは、あの頃まだ生まれていなかったかもしれませんし。

 

 同封されていたスケジュール表には12075kHzの記載はありません。全てグアムからの、トランスワールドラジオ(KTWR)アジアです。

 

 ただ、もう一葉にはTWR-AsiaであってもKTWRではない放送(non-KTWA)とKTWRのデジタル放送(DRM)のスケジュールがありました。

 TWRインドはグアムの放送局の管轄にあるということなのでしょうか?

 私にはよくわかりません。

 まあ、どうでもいいといえばどうでもいいのでしょうが、この局の所在地をインドにしようか、グアムにしようか迷うところです。収納アルバムはアジア版かオセアニア版か・・・

 

 キリスト教の案内も当然入っていました。

 

 さらに、マグネットシートまで・・・

 

 インドの主宗教はヒンズー教ですが、信教の自由がある国ですから、イスラム教徒もキリスト教徒もいますし、それらを布教することも自由です。

 私としては、この局が使用していることばは英語を除き全く理解できないですし、そもそも、特段の信仰をどの宗教に対しても持っていませんので、通常聴くことはありません。

 ただ、インターバルシグナルを懐かしく聴きました。

 

【註】現在、この記事と同じ時間帯の放送周波数は13,690 kHzです。

 

これまでのBCL史はこちらをご覧ください。

 

地域別インデックスも用意しましたのでご利用ください。

 

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