皆さん如何お過ごしでしょうか?
前回に引き続き、今回もデスバレー編です。
ここまでは、国立公園の概要と名前の由来、行き易い主だった見所はご紹介しました。
何と言ってもアメリカ最大の国立公園です。更にポイントをご案内してまいります。
この国立公園は入り口に料金所がありません。
中に入ってビジターセンターで支払うシステムです。
前回ご紹介した一番の有名ポイントバッドウオーターへ行く曲がり角に宿泊施設があります。The Inn At Death Valleyと云います。
ちょうどラスベガスとの中間点にパ－ランプという町があり、そこの宿泊施設に泊まる方が多いです。ここには安いモーテルやホテルが点在しています。
ただ、予算に余裕があり、さらにトレイルや遠目のポイントも攻めたい方にはおススメなのがこのホテルです。
1920年代に出来た、冬場に大人気の宿泊施設です。ちょっとお高めですがヤシの木とプールのあるリゾートホテルです。
そして有名ポイントバッドウオーターに行く途中には、悪魔のゴルフコースと呼ばれるゴツゴツした平地が進行方向右手に出てきます。
間違いなくゴルフはできそうに無い、岩がゴロゴロした土地が広がっています。
またこの近くで不思議な現象が見られます。
数キロメートルかなり重い岩が地面に跡をつけながら勝手に動くという不思議な現象です。
長い間、地球の磁場なのか？微妙な地震なのか？一種の怪奇現象と云われてました。
2014年、石を動かしていたのが氷と風だったということが分かりました。これは一定の条件が満たされたときにだけ起こる「ゴルディロックス現象」といいます。
そして、ビジターセンターがある付近はファーニスクリークと呼ばれておりこの公園の中心部になります。
ここは昔から天然の泉が湧いており、回復効果が高いということで保養地となっていました。
ゴールドラッシュ後に長く利益確保ができるホウ砂の採掘会社が、保養所や宿泊施設を建てたのがこのあたりでした。
ロッジやキャンプグランド、レストラン、バフェお土産物屋さんがあります。
バフェは、リニューアルされておりアメリカン、メキシカンで手頃で美味しいのでおススメです。
現在は、コロナの為クローズしてますが。
ビジターセンターは、公園の各ポイント、各トレイルの案内、デスバレーで見ることができる砂漠の動物達の展示等があります。そして外には名物の温度計があります。
いよいよ最後になりますが、このビジターセンターから45分程走った山頂からの絶景ポイントをご紹介しなければ終われません。
ダンテスビューと云います。バッドウオーターを山から見下ろす絶景です。
ここにもトレイルコースがあります。
夕日の時間も素敵ですので、〆に行かれても良いかと思います。
ということでデスバレー国立公園をご案内してきました。
次回からは、ラスベガスから気軽に行ける公園をご紹介していきたいと思います。
お楽しみに。
ネバダ観光 広報