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いつも木端微塵

ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

また、昔の思い出。

佐野元春が、コステロを好きなのは有名な話で

テレビでも共演をしている。

アトラクションズとレコーディングした作品になるが、

当時、発売前にサンプルCDを手に入れた。

 

ジャケットは、サンプルCDなので真っ黒だった。

今も持っている。

 

結局、その1年間で最もよく聞いた

アルバムになった。

 

佐野元春は、自身のラジオ番組でスミスをかけたことがある。

知っている人は知っているんだろうけど。

 

長いこと一番好きな作品はというと

「ナポレオンフィッシュ」と答えた。

 

もちろん、作曲面やヴォーカルの良さは、

それ以前の作品にはなるのだろうけど、

歌詞に不思議な魅力があった。

モリッシーで言うところのサウスポーグラマーのような

存在だ。

 

2015年に「Blood Moon」をリリースして、

邦楽にまったく興味が持てなくなっているものの

直近で考えると一番素晴らしい作品だった。

私にとっては、他の邦楽作品は、意味のあるものを

リリースできていると感じることができない。

全部を聞いているわけではないが、そういう作品が見つけられない。

このタイミングでこれをリリースしたのが奇跡的だ。

 

7月の「今、何処」がどの程度なのか、楽しみだ。

 

モリッシーは、焚火の次のアルバムが、アラン・ホワイト復帰となり

素晴らしい作品になると予言しておこう。

テリーの大予言

 

初めて、ロンドンに行って、

初めて、コンサートに行ったときに

目の前で歌われた

思い出の一曲目

 

I drink to forget
But I only remember
Your face and the sweat
On your brow
And the laughter lines

 

7月の新作は、デラックスエディションで購入しようと思う。

 

焚火もリリースされそうだが、たぶん、通常版を出して

しばらくしてから、デラックスを出すという嫌がらせをしてくるだろうか?

してくるような気がする。

売り上げが足りないから、ファンに通常版とデラックスエディションと

2枚買わせて、売上額を上げて、レコード会社に売れてるぞと

アピールする戦法だ。

 

お願いだからやめてくれ。。。。。

 

あとコンサートチケットの優先予約とアルバムを抱き合わせてくる可能性も高い。

一人で同じアルバム3枚とか持っている例のパターン。やり方が姑息だ。

お財布が崩壊して絶望するので、考えるのをやめよう。

 

デラックスエディションとは、佐野元春のように

最初に出すべきだ。佐野元春は、そういうことはしない。

 

それは、見て見ぬふりをしたいもの。

モリッシーも63歳。

 

みんながおめでとうと言うのなら、

人とは違う言葉を残そう。

 

Forever Young

昨日、印象的だったのが、

アラン・ホワイトは普通のギタリストに思えるという

言葉だった。

 

そりゃそうでしょう。

自分も、膨大な年月、

ジョニー・マーは偉大なギタリスト

アラン・ホワイトは普通のギタリストと思ったし、

ボズも同じだ。

 

二人ともジョニー・マーと比べてしょぼいと、

ずっと思われてきたし、今も思われている。

だから、アラン・ホワイトが普通と思うのは、

普通だ。

 

ここで、今、アラン・ホワイトと言うとき、

多くの人は、誰のことを言っていると考えるのか?

YESのアラン・ホワイトのことを言っていると勘違いするはずだ。

 

というぐらい、残念だが、歴史に名前は残らない。

そりゃ、ジョニー・マーは残るよ。スミス時代のジョニー・マーが残る。

 

もし、自分がモリッシーバンドに加入するなら、

ジョニー・マーと張り合いたくはない。

だって、自分は自分だから。

 

昨日のアラン・ホワイトは普通という意見について

自分の心境を中学校1年生ぐらいでも理解できるレベルで

書こうと思う。

 

千葉県にいるテリー君は、Jさんという女優さんのことを

なんてすばらしいんだろうと思っていました。

それと比較すると、当時、テリー君が付き合っていた

ガールフレンドのAさんは、いたって普通の女性でした。

普通ではあったけど、テリー君は、Aさんのことが好きでした。

そんなある日、テリー君は、破局しました。Aさんが去っていきました。

Aさんがいなくなってから、テリー君は、Aさんの価値に気が付きました。

そう、それは、戦争になったときに、ようやく平和の価値に気が付くようでした。

その後も、ずっと、テリー君は、Aさんが戻ってこないかなと思いました。

普通ではあったけれど、あんなところが良かった、こんなところも良かったと

身に沁みました。

この後の未来がどうなったかは、省略して、

あるとき、テリー君は、こう言われました。

「Jさんと比べるとAさんは、普通だよね。」

テリー君は、笑顔いっぱいで答えました「うん!普通!」

 

以上、めでたしめでたし。

 

 

この事件、どうしようもないなと思いながら

結末を見守っている。

何がどうしようもないと思っているのかと言うと

マスコミが実名報道したことをどうしょうもないなと思っている。

誰一人として、これは、プラスには働かず、

むしろ、みな損をする。

 

成人していて、刑事事件なのだから、報道して問題ないとか

言うかもしれないけど、お金が残っていないと詰んでしまう。

 

じゃあ、まあ、例えるとしよう。

テリー木端(千葉県在住、年齢20歳)

に、間違って給付金500万円が振り込まれました。

 

テリーは喜び、すぐ全額現金で引き出し、

アメリカのcruel world festivalに向かい、

ダフ屋から高額チケットを買い、グッズも買いまくり

コンサートを見た後に豪遊しました。

日本語版自伝も人に配りまくれるほど買いました。

全部スッカラカンになるまでお金を使いまくりました。

 

日本に帰国後、逮捕されました。

テリーは、事情を説明して、ごめんなさいしました。

マスコミに報道されてしまい、「あいつは、コンサートのことになると

執着心がすごかった、異常なやつだった」と袋叩きにあいました。

 

テリーは、

「今後は、少しずつ返済していきたいと思います」と

涙ながらに訴えました。どうやって??

 

I took my job application into town
Did you hear they turned me down?
 

今一番達成したい目標は4630万円が町に帰ってくることだ。

お金が残っていれば、まあ、ハッピーな結末

お金が残っていないと、もう完全に詰んでしまう。

帰ってこない。

 

 

感動した。

 

「観光より、絶望だ」というこのフレーズ。

観光否定派の、私でさえ、出てこなかった。

出てきそうで、出てこない。

 

今日、スミスとモリッシー全盛期の再来を見た瞬間だった。

 

今度から、観光に行こうとするモリッシーファンを見かけたら、

鋭い眼差しで

「観光より、絶望だ」と言おうと思う。

 

え、そんな店あったのか?

知らなかった。

行かなくちゃ。

いまでこそ、ほとんどないが、

昔は、コンサート会場に入るときに

念入りなボディチェックがある会場があった。

腕やわきやポケット、そして足など、念入りに触られるのだ。

女性の場合は、女性のセキュリティがそれをやる。

それをやるけれども、女性の方が甘かった。

だいたい、テロ起こすのも、何か問題を起こすのも多くの場合男性だし

仕方ないと言えば仕方ない。

 

どの時点で、セクハラボディチェックがあることを知るのかと言うと

並んでいる間に知る。

明け方から並んでいるため、同じように並んでいる人たちとは

妙な仲間意識ができる。

いろいろな国から来ている人たちで、これだけの時間並んで、

スムーズに入場して最前列になれないならば、死活問題なわけで、

それは、全員同じということになる。

いろんな国のいろんな人種が集まっていて、

どこの誰かは、お互い知らない。

そして、同じような顔ぶれが、次の都市でも、その次の都市でもやってくる。

他に行くところなど、地球上のどこにもないかのように。

当時から、私は観光を否定していた。

そんな状況だから、見ず知らずの人が、身近な人に感じられるようになり、

助け合う意識が自然と芽生える。

これは、経験しないとわからない。

 

セクハラボディチェックがあると知った私は、

開場前に、トイレに行くと伝えて、その場を少し離れて、

トイレで、MDとマイクをパ●ツの中に入れるのだった。

パ●ツの中のどのあたりかは、あえて公表しないこととする。

しかし、そこを触るということは、本当にセクハラなので、

まず、そんなことを私にしたい人間はいないだろうという妙な自信があった。

そして、ボディチェックを潜り抜けて、走りずらいけどダッシュする

そして、最善列の柵に到達して、安堵する。

ああ、14時間並んだことが無駄にならなかったと、あのホッとした感覚は、

経験しないとわからない。

 

そして、その次の課題を解決しなくてはならない。

周囲の観客と特に柵とステージの間にいるセキュリティ、だいたい3人ぐらいいるのだが、

気づかれないようにMDと外付けマイクを、ジージャンの内ポケットに移動しなくては

ならない。誰にも気づかれないようにだ。

皆が、コンサートを楽しみにしている状態で、私は追い詰められている。

絶対に不審な動きをしているのだが、それに気づかれないように

気づかれていたかもしれないけど、MDをジージャンの内ポケットに移動するのだった。

そして、外付けマイクをMDに接続する。マイクはというと大事なことだから書いておくが、

ポケットにいれるべきではない。

ポケットに入れると音がこもるのだ。

では、例えば、外側のポケットのところにピン止めするとか、

それもダメだ。見つかるとすぐ没収される。

しかも、環境は、おしくらまんじゅうで、ダイブしてきた観客に

後頭部を蹴られるような状況なわけで、それこそマイクが外れたり、壊れたりしてしまう。

やり方は、人それぞれだが、ジージャンの内側に裸のままマイクをつけられるようにしていた。

同じことをしても、だいたいの人が失敗する。それは、マイクのインプットレベルを下げる勇気が無いからだ。

下げなくてはならないことは、わかっている。わかっていても、録音できないと嫌なので、

勇気をもってさげられないのだ。実際は、そんな下げるの?っていうぐらい勇気をもって下げる。

 

ここまで話すと、そんなことしないで、後ろから録音すればいいんじゃないのか?と思うだろう。

そんなことは、言われなくてもわかってるんだよ。

しかし、当時、私には目標が3つあった。

1.ステージに上がる。

2.ステージに上がるために一番有利な最前列に行く。

3.上の2つを達成しつつ録音する。

録音すれば、また、日本に帰って、寒いアパートで暮らしている時も

一人ぼっちでも、その音楽を聞きながら生きていけると思った。

 

当時、この3つの目標に対しては、純粋で曇りがなくて、必死な気持ちを持っていた。

だから、毎回、極度の緊張状態で精神的に追い詰められていた。

入場前にセクハラボディチェックが行われるときなど、

脳内で、クリムゾンのRedとか、One more rednightmareが鳴り響いていた。

開場前の1時間は、私の表情は、本当にクリムゾンのRedの音楽を表情にしたような

ものすごく声がかけずらい雰囲気になっている。

 

でも、なぜ、あんなに充実していたかというと

意志とか強い想いに一切の曇りが無かったからだと思う。

もう、そんな状況には戻れない。

今は、Youtubeでお手軽に動画が見られるし。

人生の残り時間、死ぬまでの時間を過ごしているような状況とも言える。

言い過ぎかもしれないが、実際はそんなところだ。

 

「簡単であるということは、感動が少ないということである。」by木端微塵

 

 

 

 

昔と違って、コンサート映像がすぐ

Youtubeに上がるのはありがたい。

 

ありがたいけど、

やっぱり、満足のいく音質で聞きたい。

 

初めてイギリスに行ったときに、

私は録音する気満々だった。

 

当時お金がないのに、

一生懸命お金を節約して、Sony製のポータブルMDで録音可能な機種を

数万円で購入した。さらに録音用の外部ステレオマイクを購入した。

 

当時、インターネットが常時接続ではなくて、

テレホーダイの時代だ。

初めてイギリスに行った年に、ちょうどナップスターが

登場して、わかる人にしかわからない話だが、

常時接続でもないのに、深夜にモリッシー関連の音源を

ダウンロードしていた。

 

ライブテイクもあったのだが、音質が悪かった。

それが不満だった。

The edges are no longerのライブ音源は、

ナップスターからダウンロードしたのだが、音が割れていた。

 

その後、いろいろと苦労する日々が待ち受ける。

 

MDのラインアウトから、オーディオインターフェースを介して

MACに音源を取り込んでということをするのだが、

今では、オーディオインターフェースは、USBが当たり前の時代だが、

当時はPCIだった。もしくは、PowerBookの場合は、PCカードスロットに

指すタイプのものだった。しかも、高価で普通に数万円する。

10万超えるものもあった。

 

MAC本体も高かった。

ちなみに、私の当時の年収は、320万ぐらいだった。

そこから、税金や年金、保険料などが差し引かれるので

余裕はなかった。

 

自宅には、Power Mac G3 DT 266があった。

どうしても欲しくて、あるお店が潰れるときに

展示品を安く売ってもらった。

 

めちゃくちゃ古い木造アパートには貧乏なのに、

Power Macや大型ディスプレイ、MD、小型ステレオマイクなどがあった。

冬は、めちゃくちゃ寒いので、石油ストーブでお湯を沸かして

食費節約のためにカップラーメンを食べていた。

今、考えると孤独だったけど、一番幸せな時代だったと思う。

あの頃からもう一度やり直したい。

 

そして、時は流れた。

クリムゾンは、ライブアルバムを頻繁にリリースするため

それを買えばいいが、モリッシーは、全然リリースしない。

クリムゾンは全日程レコーディングしているが、

モリッシーは、これは、推測だが、そもそもレコーディングしていない。

これまでのラインナップの場合は、ゴミすぎて録音する気にもなれないが、

今なら録音したい。

私なら、あの頃よりももっとうまくやれるんじゃないだろうか。

 

MDの時代は、本当にマイクのインプットレベル半分以下ぐらいにしないと

最前列で録ると割れる。

このセッティングがベストというところを発見するに至った。

最終的には、protoolsで音質調整されたmp3ファイルを

ノストラダムスの大予言が囁かれる中、

Long Lostというサイトを運営していたので、

そこにアップロードするのだった。

あれをやっていたのは、私です。(激白)

当時、初めて録音して、初めてアップロードしたものが

この音源だった。ものすごい過酷なカオスな状況だった。

おしくらまんじゅうおされて泣くなな中で録音したのだ。

MDを守り、録音のために歌うのも我慢。

一瞬、「神よ、こいつら殴っていいですか?」と思ったのは内緒にしておこう。

 

morrissey.jp/1999/yougonna.mp3

 

今、君たちがスマホで撮影していることについては、

はっきり言ってぬるすぎる。命がけで録れと言いたい。

 

それは、ともかく、

今なら何で録音するだろうか?やっぱり、スマホじゃないだろうな。

動画ならスマホでいいんじゃないかと思う。

 

明日、モリッシーコンサートに行くということなら、

恐らく、TASCAM「DR-100MK3」

を購入するだろう。

やるからには、本気だ。

マイクは外付けで考える必要がある。

録音した後は、音質を調整することになるが、

残りの余生を楽しむために、ライブレコーディングの音質にこだわろうと思う。