最近は技術書以外の本を読まない。
これでも文学青年だった。
実存主義に肩入れし、ちょっとばかり危険だった。
ほんのちょっとだけ。
私の聞く音楽もその言葉はとても強烈で
モリッシーの歌詞などは良い例だと思う。
私が反発する人や集まりなど、
その理由は根本的に1つである。
心にそれが響かないから。
私にとってリアルではないから。
10代が終わろうとする頃
とても強烈な本を読んだ。
それはとても難解で、まわりに読んでいる人は
一人もいなかった。
読んでいる間中、脳みそがフル回転だった。
「死に至る病」 である。
このような禁断の書を10代で読んではならない
ような気がする。
「絶望とは死にいたる病である。自己の内なるこの病は、永遠に死ぬことであり、
死ぬべくして死ねないことである。それは死を死ぬことである。」
それまでこんな風に書かれているものに出会ったことがなかった。
彼は根っからのクリスチャンなのだが、教会と徹底的に戦い
最後、道で倒れて死んでしまった。
私が宗教が嫌いだという原点はここにあると思う。
でも、みんながみんな悪いわけじゃない。
もう一度、心に響く言葉を探して、
信仰とは何なのか考えようと思う。
人生はもっともっと広いはずだから。
人は絶望するから罪を犯す、絶望とは死に至る病
こういう人の言葉を読んでいるとキリスト教も偉大に思える。