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「サンタはいると思うけど、トナカイはいないと思うのよね・・・」


という長女の呟きが聞こえてきた。

いや、トナカイは普通にいるから・・・


「前はサンタさんにクッキーをあげたら、おもちゃをくれたから、

 今度はクッキーにニンジンを付けたらプレゼントが豪華になるかも知れない。」


次女の企みも聞こえる。

彼女はきっと大きなつづらを開けてしまうタイプだと見た。


娘達は今、サンタさんへの手紙を書くのに夢中だ。


長女のを見ると、

「サンタさん、いつも重い荷物を運んでお疲れ様です。」という内容で、

優しい気持ちはきっとサンタさんに伝わるよ。


次女のを見ると、

「プレゼントありがとう、またいつもの色を付けてよろしく!」といった感じです。

えっと、どうしたものか。


奈々氏は昔からサプライズ的なものが大好きなので、

例に漏れず、クリスマスには子供達が寝た後に、

手紙を添えて、おばあちゃんおじいちゃんからの物とは別にサンタからのものという名目で

贈り物をしています。


サンタの手紙を作成するサイトがあるので、それを使用していますうっしっし。

英語なので意外にもばれない。


Free Letters from Santa

SANTA CLAUS COMMUNICATION CENTER



長女 「サンタさんへ・・・サンタさんは一体何人いるのでしょうか。」


そう来たか。


奈々氏「サンタレンジャーみたいに色々いるのかもね。」


お茶を濁していると、

知らないことまで知ったかぶりたい次女が熱く語りだした。


次女 「サンタさんには赤と青と黄と緑の服を着ているサンタさんがいるの。

     赤いサンタさんは苺の色。青いサンタさんはブルーベリーの色。

     黄色いサンタさんはレモンの色で、緑のサンタさんは白菜とクローバーの色なの!」


次女 「それからサンタさんは寒いのでジャンパーを着ています。」


まるで見てきたかのように言う。

それより、1人足りない気がする。

さらに、それより、白菜は必要なのかと問いたい。


ジャンパーって・・・いつの時代・・・


今年のプレゼントは何にしようかまだ迷っています。



子供時代に、祖母の家に行くと

必ずやる遊びがありました。


坊主めくり。

百人一首のような風流な遊びとは違い、

絵札だけを取り出して、裏返しにして山をつくり、順番に引いて


引いた札の絵が男性であれば札をそのまま維持、

坊主が出ると手持ちの札を吐き出さなければならない、

そして女性が出るとその札を回収できる

最終的に手持ちの札が多い人が勝ち。

そんなルールでした。


坊主も男性なのに・・・。

特別に坊主カテゴリーが存在する事から坊主めくりというゲームは成り立つのです。


時代考証を全く考えない奈々氏達子供のやっていた分類は、

男は武士カード、女は姫カード、坊主は坊主カード。

天皇が武士カードにされるとはこれ理不尽。


坊主が出るとみんな「ギャー坊主!」と叫びながら泣く泣く札を場に出します。

その中で異彩を放つカードがありました。


坊主カード「蝉丸」


それを引いた瞬間、奈々氏や妹や従妹達の叫びは天を突く勢いに。

「蝉丸!!!!!!!!!!!!!!!」

引いていない者までのけぞるその存在感。


旦那にも聞いたところ、やはり蝉丸は他を凌駕する存在だった模様です。

誰からも刷り込みをされていないはずなのに、なぜなんだろう。


何度も坊主めくりをする度に、蝉丸は益々奈々氏や妹や従妹達を脅かす存在になり、

札の山は最初は5つくらいにして始まるのですが札が少なくなると山を1つにして

一本道ルートにします。


それまで蝉丸を引いていない場合、

いつ蝉丸が来るか来るかとびくびくしながら下から徐々にめくる奈々氏や妹や従妹達。

そして見覚えがある蝉丸の足元が見えると、一旦その札をめくる作業を止め、

やれやれという仕草をアピールして、ぐぐっと力を入れてゆっくりと


蝉丸カードオープン。


一斉に悲鳴を上げる奈々氏と妹と従妹達。


そういう事を何度も繰り返すと、蝉丸の札だけ不自然に折り目が付いてしまいます。

すると札をめくる前から折り目がある札が来ると、その札は蝉丸だという事になります。

子供達は他の山を引いていき、山がその折り目カードの物だけになった時、

順番が回ってきた子供は、「蝉丸ウ蝉丸ウ」とうなされながら、その札を引かなければなりませんでした。

折り目があるからいけないんだと、他の札にも折り目を付けてはみるものの、

蝉丸の札の折り目は折り筋まで完全に覚えられており、意味がありませんでした。


そもそも、偉いお坊さんをジョーカーのような扱いにする前提が間違っているのではないだろうか。

そう思い、奈々氏は「姫めくり」という遊びを提案しました。

要するに、姫が坊主の代わりになって、姫をめくった者は手持ちの札を吐き出して、

坊主をめくればそれを回収できる。

そのようなルールにして遊んでみました。


でも、面白くなかった。


そして、また恒例の「坊主だ!」

「蝉丸!!!!!!!!!!!!!!!!」

を繰り返すのでした。


よくよく考えると蝉丸がいてこその坊主めくり。

蝉丸って凄い、そう思ったのでした。


教育テレビで以前、声優の千葉繁199X年さんが声優志望の少年少女に

アテレコを指導するオーディション番組がありました。


密かに声優に憧れている長女は、これで益々その思いを強めるのでした。


ルパン三世血の刻印というアニメが放送されましたが、

そこに登場する氷室という役の声を聞いて、どこかで耳にした気がすると思っていたら

ハートキャッチプリキュアのコロン、つまり石田彰さんという声優でした。

子供達は「山ちゃんだー山ちゃんだー」と銭形警部にはしゃいでいましたが。

石田彰さんに興味を持ち、動画を調べてこんなのを見つけた。


1人7役


これには娘達、特に長女が大喜びでした。


長女 「声優さんってすごい!」


長女 「そういえば、ルパンの声優さんが変わったってママ言っていたけど、

     前はどんな感じだったの?」


え・・・あまり声優さんについては詳しくないけど・・・ルパンで適当に検索をする。


ルパン三世(2nd)声優陣 (1978)


これは!

声優知らずな奈々氏にとっても滅茶苦茶貴重な映像じゃないだろうか。


石田彰さん、ルパン三世(2nd)声優陣の動画を見せてしまった反動がやって来た。



長女 「ママ!アテレコやろう。」

奈々氏「?」
次女 「ママならなんでもできるだろう!」


奈々氏は、便利ボックスじゃないやい!

やりたい衝動に火がついたら止まらない子供達に押されるように、
案を捻りだし、アニメのDVDを取り出して、再生、
セリフを速記で書き(その時に、特徴がある背景などを追記すれば尺にも困らない)
読みやすいように打ち直して、DVDを消音で再生、口の動きに合わせアテレコスタート!


奈々氏「永沢君どうでしたか、少しは元気になりましたか。」
旦那 「みんなはいいよな・・・火事にならなかったんだから。」
奈々氏「お!」
次女 「お!」
長女 「おー!」


旦那まで参加して一体何をやっているんだ。
長女は今度の連休は一作品まるまるアテレコをがんばる等と意気込んでいるけど、
正直、手が痛いです。


あと、石田彰さんの動画を見たい時に、


次女 「たけしの動画見たい。」
長女 「たかひとでしょ?」
奈々氏「たけとだよ。」
長女 「ああ!たけるね。」


とボケるのも止めて欲しい。

ある日長女の足に謎の白いプツプツが出ました。

痛くも痒くも無いと言っていたので、経過観察をしていましたが、

いつまでも消えないので、

もしかしてウイルス性のものではないかと皮膚科に行ったところ、

やはりウイルス性のイボでした。


幸いな事に、プール等で他の子に移る性質のものでは無いとの事でした。

先生 「じゃあ、液体窒素やっておこうか。」


長女が不安そうにこちらを見ます。

奈々氏「お薬を塗るだけだよ。」

長女  「なんだー」


安心して治療を受けようと挑む長女、奈々氏は心中でお経を唱えていた。

たぶん、痛いはず。ごめん・・・治療は避けられないから嘘を付いてしまった。

嘘を付いたら灼熱地獄に落ちるのに、嘘を付きました。


先生 「じゃあ、やりますよ。」

目を瞑る。

・・・


ちらっ。

長女は平気な様子だ。

長女 「全然痛く無いなー、むしろ気持ちいいー。」


上機嫌で次回の予約を入れて、帰った。


そして予約の日。


先生 「ふむふむ。今日は本気で行きますよ。」

戦闘力が53万くらいの先生が、ドドリアさんとザーボンさんを呼び付けた。

ガシッ!

手足と腰を固定され、まずはドドリアさんが剃刀で長女の足を削る。


ぎゃあああ、ここはどこの日本だ!


そしてザーボンさんが長女の足にジュッジュッジュと液体窒素を染み込ませた。


長女 「痛いー!嫌だ!」

響き渡る長女の悲鳴。

歩けない長女を抱えるように帰宅した。


次の予約日。

もう長女は液体窒素はやりたくないとベソをかいていた。

奈々氏は説得した。


奈々氏「怖い怖いと思うと余計に痛くなるよ。

     むしろやってみろ!って挑戦する勢いで行こうよ。

     ・・・ママが代わって上げられるなら代わって上げたいくらいだけどね・・・」


長女 「ママはこんなに痛いの我慢できるの?」

奈々氏「できるできる。めちゃ余裕。」     


長女は渋々、通院に同意しました。

先生が長女のイボを見る。


先生 「完治していますね!」

長女 「液体窒素は・・・?」

先生 「もうやらなくて良いですよ。」


先生 「それから、今日はお母さんも診察との事ですが・・・」

奈々氏「えっと、膝にあるホクロがペラペラめくれて気持ちが悪いのでどうしたものかと。」


先生 「あっ、これは老人性のイボなので、特に悪さをする物ではありません。」

奈々氏「ろ・・・老人性。」

先生 「もし気になるようでしたら、液体窒素をやりますが、別に放っておいても良いですし。

     お母様が選んで下さいね。」


もちろん放って・・お・・・


長女がこちらをじーっと見ていた。


「ママが代わってあげたいよ・・・できるできる・・・めちゃ余裕・・・」 

  

言霊がこちらへ返って来た。

このままでは、長女に示しが付かない。


奈々氏「液体窒素・・・して下さい・・・」


数分後、治療室で灼熱地獄に悶える奈々氏の姿が。

  


坂の上の雲、第3部がいよいよ始まった!


周りのママ達は誰1人として見ていないというので

唯一このドラマを一緒に見てくれる旦那と共に

全て録画して、完結した暁にはDVDも揃えるくらいハマっています。

このドラマを見た後の家事は捗る。


ただ・・・あのヒゲだけは、笑点ぽい。

いくら長岡外史の特徴とは言え・・・


長岡の変!否長岡が変!


せっかく熱演をしているのに、あのヒゲが浮いている、ぷよぷよばよえーん。


もし奈々氏が相手役でしかも顔が近いシーンがあれば、

「これは絶対に笑ってはいけない大本営・・・」と我慢するのみ。


そんな事を考えながら、幼稚園の懇談に向かっていたのです。


ん?乗り過ごしたー。


せっかく前回、自動販売機に110円を持っていかれたので、

自動販売機に潜む罠

リベンジをしようと早めに家を出たのに。

折り返して疾走し、また喉が渇く。

あれから修理をしただろうという安易な思い込みで硬貨を投入。

ボタンを押す。


音がしない。以下、全く同じルートを辿る。


責任者を出せ!もうメッタンメッタンのギタギタにしてやる!


野良自動販売機の飼い主を確認しようと、探す。


有るには有ったが、管理者名、連絡先住所、連絡先電話番号

全てコインか何かで削られて、背景と同じ白色になって読めない。

同化している!


電話番号はご丁寧にも上から一度、

違う番号らしき物を重ねて書いてから削った様子で

炙りだしでもしない事には解読できないっぽい。


自動販売機の前で奈々氏はスタンドアローンした。


お母さん、僕の220円、どこに行ったんでせうね。