渡りを支える水溜り(ハマシギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

9月23日(秋分の日)の事です。

市内の海岸で探鳥しました。

朝から仕事だったので…

夕方の短時間での散策でした。

 

 

 

浜辺のシギチがグッと減ります。

早々に諦めて、岸壁に向かいました。

まだアジサシが留まっています。

夕陽の中、飛翔していました。

 

 

 

同じく、貨物船も停泊中です。

翌日以降、どちらも姿を消しました。

結果、この日が最後の邂逅となります。

 

 

 

水溜りを確認して回りました。

数羽のトウネンを見つけますが…

1羽だけ丸っこい個体が居ました。

まん丸な姿が、可愛いです。

 

 

 

 

ハマシギの姿もありました。

トウネンよりも少し大きくて…

嘴の形状が特徴的です。

 

 

 

 

餌探しをしていました。

ただの水溜まりを嘴で探ります。

何を食べているかは判りません。

…餌、あるのでしょうか?

 

 

 

先日も同じ行動をしていました。

私には見えない何かがあるのでしょう。

 

以前、調べてみた事がありました。

バイオフィルムを食べるそうです。

微生物が形成する膜の事だとか。


あまり馴染みのない言葉ですが…

身近では、台所の排水溝のヌメリ等です。

浜辺や岩場に在るイメージですが…

一時的な水溜りでも、同様なのでしょう。

 

腹持ちが良いのかは不明ですが…

『渡り』を支える栄養源です。

 

 

 

【見つけたシギチ】(順不同)

 

ハマシギ 4

トウネン 9