大きな嘴、縞模様(ホウロクシギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

9月20日(土)の事でした。

朝からいつもの海岸を散策します。

オオソリハシシギを見つけました。

その他、様々な面々を見つけますが…

 

 

折角の休日探鳥でした。

秋の渡り、訪れるシギチも多いはず…

普段は訪れない海岸にも足を運びました。

 

 

 

10羽以上のシロチドリを見つけます。

冬季も観察する事が出来る場所でした。

想定内なので、驚きは少ないです。

それでも、記録のためにパシャリ。

 

 

 

 

浜辺全体を見渡すと…

漂着物の傍に、待望のシギの姿が!

ハッキリと分かる大型のシギでした。

褐色で、大きな嘴の持ち主です。

ホウロクシギでした。

 

 

 

 

漂着物に隠れながら近付きました。

浜辺には大型漁具が落ちています。

傾斜の大きな砂丘も役立ちました。

近距離で観察できたのは初めてです。

 

 

 

 

何度か羽ばたいた事がありました。

助走をつけ、飛ぶかと思いましたが…

何故か飛びません。

翼の下面は、綺麗な縞模様でした。

 

 

 

 

しばらく経った後のことです。

散歩する親子連れの影響でしょうか…

先程のシロチドリの群れが飛んで来ました。

つられてホウロクシギも飛んで行きます。

 

 

 

その時、私は画像の確認をしていて…

飛び立ちの瞬間を逃しました。

飛び去る後ろ姿を見送ります。

 

そのまま遠くに去ってしまいました。

ただ、暫く留まるのかもしれません。

飛び去る方向はいつもの海岸です。

海岸散策の楽しみが増えました。

 

 

 

【見つけたシギチ】(順不同)

 

オオソリハシシギ 2

シロチドリ 12

メダイチドリ 1

ホウロクシギ 1

トウネン 3