丸呑みを丸投げ(クロサギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

9月下旬の事です。

市内の海岸で探鳥しました。

お目当てはシギチでしたが…

今回の主役は、別の野鳥です。

 

 

 

浜辺を歩いていた時でした。

1羽の白い鳥が近くに降りてきます。

ウミネコでした。

嘴には魚を咥えています。

 

 

 

そのまま飲み込むと思いきや…

何故か魚を置いて飛び去りました。

魚が気に入らなかったのでしょうか?

 

 

 

どんな魚か確認しようと近寄ると…

今度は黒い鳥が現れました。

クロサギです。

こちらも魚を咥えていました。

 

 

 

 

クロサギは咥えた魚を一呑みにします。

その後、後方にある魚を発見しました。

ウミネコの残していった魚です。

 

「棚からぼた餅」でしょうか?

魚を咥える嘴(口)がニヤけています。

再び、一呑みにしようと画策しますが…

 

 

 

何度も挑戦しては、失敗します。

口よりも大きいサイズのようでした。

平べったくて硬そうな魚です。

鱗があり、カワハギではありません。

 

 

 

斜めに傾ける等していましたが…

やはり、丸呑みは難しいようです。

 

 

 

 

最終的に、諦めて飛び去りました。

後に、ウミネコが再び現れて持ち去ります。

同じウミネコであったかは、わかりません。

無事に食べれたかも…、わかりません。

 

調理して、食事を楽しめる人間で良かったです。