白と黒の錯覚(ダイゼン) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

9月19日の事です。

この日も野鳥を探しに行きました。

数々の出会いに恵まれます。

実りある1日でした。

 

 

 

最初はユリカモメが登場です。

先日、知人から存在を教えて頂きました。

ウミネコに比べてスリムなカモメです。 

白い姿が頭上を飛び越えていきました。

 

 

 

 

クロサギの姿もありました。

活発に動き回り、餌を探しています。

喉に白い部分のある個体でした。

 

 

 

 

何故か細い流木に執着しています。

咥えては離し、を繰り返していました。

狩りの練習なのか…

流木に隠れる生き物を狙っているのか…

理由不明のまま、黒い姿は飛び去ります。

 

 

 

 

浜辺に、白っぽい鳥を見つけました。

その姿から2種を鑑別にあげます。

上体の色を確認して、確信しました。

タイゼンです。

 

 

 

 

距離を取っていましたが、逃げられました。

思ったよりも警戒心が強いようです。

…私の認識が甘くなってたようでした。

最近はトウネンとの距離感に慣れ過ぎです。

 

 

 

 

改めて、距離を保ちながら観察しました。

正面から、餌を探す姿を撮ります。

この角度からだと黒っぽく見えました。

目の錯覚を誘発されているかのようです。

 

 

 

 

ユリカモメ、クロサギ、ダイゼン…

白、黒、白黒の登場に心が湧きました。

この日、さらに出会えたシギチがいます。

 

次回に続きます。