休耕田に潜む数(タシギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

9月中旬の休日の事です。

愛知県に来ていました。

 

とある探鳥地に向かう途中の事です。

車での移動中、田園地帯を通りました。

水の張られた休耕田を見つけます。

もしやと思い、立ち寄る事にしました。

 

 

 

まずは、ダイサギやコサギを見つけます。

注意しつつ周辺を目を配り…、見つけました。

1羽のタシギが佇んでいます。

 

 

 

 

草が被らない位置に移動しました。

…が、足元からタシギが次々と飛び出します。

かなりの数が潜んでいました。

 

 

 

 

正直、自分の目を疑いました。

タシギが群れで飛ぶのを初めて見ます。

20羽は超える数でした。

 

 

 

少し気になる事がありました。

翼の下面がそれぞれ微妙に異なります。

幼鳥と成鳥の違いなのかもしれません。

 

タシギ、こんなに群れるのですね。

地元では、普段見れない光景でした。

渡りの時期だからでしょうか?

 

 

 

タカブシギも見つけました。

ただ、ほとんど動きません。

普段なら主役となりますが…

今回はタシギに決まりました。

 

 

 

 

遅ればせながら、ケリも登場します。

賑やかな鳴き声を届けてくれつつ…

自身は彼方に飛び去ってしまいました。

 

 

 

 

先程の群れから外れたのでしょうか?

タシギが1羽だけ休耕田に戻ってきます。

雑草の中に潜む姿を摂りました。

知らなければ、枯れ草に間違えそうです。

 

 

 

 

目的地を諦めて、観察を続けました。

不意に見つけた場所です。

毎年出会えるかは分かりませんが…

個人的な探鳥地リストに記しました。