8月中旬の事です。
三重県に来ていました。
日帰りで、探鳥をします。
伊勢湾に面した海岸を歩きました。
防波堤の上から眺める形となります。
コンクリート製の足場がありました。
数羽の動く野鳥たちを見つけます。
キアシシギでした。
狭い範囲ですが、複数羽を見つけます。
皆、岩場に潜むカニを探していました。
思ったよりも数が居たようです。
岩場の陰から、次々と現れました。
最初は警戒されてしまいます。
腰を下ろして、静かに待ちました。
徐々に近付いて来てくれます。
慎重に、岩の隙間を確認していました。
ようやくカニを捕まえます。
何度も振り回し、咥え直していました。
鋏や脚を落とし、胴体を飲み込みます。
落とした鋏や脚も食べていました。
余す事なくカニを平らげるようです。
「お残し」はしないようでした。
その後もシギチを探しましたが…
海岸の傍にある施設に目が留まります。
水面にソーラーパネルが広がっていました。
鵜や鷺や鴨が休んでいます。
彼等には良い足場なのでしょう。
…が、水面を覆う様に懸念を抱きました。
環境への影響が少ない事を願います。