魚を捕捉出来ず(コアジサシ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

6月上旬の事です。

市内の海辺で探鳥しました。



まず、ミサゴの巣を見に行きます。

そろそろ卵が孵る頃でしょうか?

1羽の親鳥がずっと巣にいます。

 

 


少し待ちますが、変化がありません。

番(つがい)が現れる気配もありません。

日を改めて訪問する事にしました。




海岸沿いを歩きます。

見慣れぬ花が咲いていました。

紫色の花が連なっています。

 



調べてみると、イタチハギでした。

北米が原産の外来種です。

緑化に貢献しているのだとか。

今までに何度も通っていましたが…

初めて見たような気がします。




芝生でスズメの成鳥を見つけました。

先日までついて回っていた幼鳥がいません。

もう自立したのでしょうか?

ゆっくりと餌を探していました。

自身の食事を楽しんでいるようです。

 

 



浜辺まで来ました。

ヒバリが前方に舞い降ります。

暫くの間、周囲を歩き回っていました。

餌を咥えて、飛び去っていきます。

こちらは、まだ育雛中のようでした。

 

 



遠くで、鋭い鳴き声がします。

沖合から、細長い鳥が接近してきました。

2羽のコアジサシです。

 

 



追いかけ合うように飛んでいました。

背景が青空になる位置に来てくれます。

ハッキリと確認出来ました。

 

 


何度か、海面に飛び込みかけますが…

寸前で空に戻ってしまいます。

なかなか魚を捕捉出来ないようでした。

数回の後、諦めたのか去ってしまいます。


名前の由来たる『鯵刺』を期待しましたが…

残念です。




🎣  🎣  🎣  🎣  🎣




〜おまけ〜




暖かくなり、釣り日和が増えました。

釣り人を目にする機会も増えました。

そして、釣具ゴミを見つける機会も…

 

 


岸壁は管理係の方が清掃してくれます。

浜辺には手が回らないのでしょう。

1つ1つ、可能な範囲で回収しました。



使い古したジップロックが活躍します。

携帯しやすく、適度な厚みがありました。

それでも、釣針やエギには注意が必要です。

(エギ:イカ釣り用のルアー)

時に、ブスリと指に刺すリスクがありました。


ゴミを捨てる人がいなくなりますように。