それぞれの食事(オオソリハシシギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

5月下旬の事です。

朝、海岸公園を散策しました。

 

芝生が短く刈られています。

植物の成長が早くなりました。

公園の管理の方々も大変です。

 

 

 

歩道にスズメが飛び出しました。

幼鳥と親鳥です。

巣外給餌の様子を観察出来ました。

 

 

 

 

幼鳥が親の後を追いかけます。

親鳥は忙しく餌を探し回っていました。

見つける度に、幼鳥に与えます。

もう1羽、幼鳥が加わりました。

親鳥の忙しさが倍増します。

 

 

 

 

浜辺に下りました。

様々な漂着物が打ち上がっています。

この日はモクズガニが目立ちました。

産卵を終えて力尽きたのでしょうか?

ハシボソガラスが喜んで食べています。

 

 

 

 

なかなか中身を取り出せません。

どうするのかと観察しますが…

結局は諦めて飛び去りました。

しかし、去り際に面白い行動をとります。

傍にあった袋(ゴミ)を被せました。

 

 

 

貯食行動の1つかもしれません。

カラスは餌を隠す習性があります。

しかし、全然隠せてはいません。

後で食べるのかも不明でした。

 

 


水辺に、大きな鳥を見つけます。

今季初認のオオソリハシシギでした。

1羽でゆったりと採餌しています。

 

 



砂中のゴカイを見つける達人でした。

1度海水で洗ってから飲み込みます。

食べっぷりも、気持ちの良いものでした。

 

 

 

砂浜には多くの生物が潜んでいます。

普段、目にする事はありませんが…

シギチは巧みに見つけ出します。




野鳥たちが三者三様に採餌していました。

食事の光景は、見ていて飽きません。