頑張る親鳥(ミサゴ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

5月下旬、海岸に行きました。

しかし、野鳥は少なく、寂しい結果です。

…なので、ミサゴの様子を見に行きました。




朝まで降っていた雨の影響でしょうか。

巣は濡れていました。

巣の中のミサゴは、少し翼を広げています。

雨から卵か雛を守っているのでしょう。

 

 



私が到着して早々の事です。

上空にもう1羽が現れました。

足には何かを掴んでいます。

 

 



給餌が始まるのかと、期待しますが…

掴んでいたのは木の枝でした。

今なお、巣材を集めているようです。


 



巣に着地し、巣材を置きました。

嘴で配置して、形を整えます。

 

 



巣に居た1羽が立ち上がりました。

抱いていた卵がチラリと見え隠れします。

少なくとも、2個はあるようでした。

 

 



抱卵していた1羽は、飛び立ちます。

飛来した1羽が、卵に覆い被さりました。

交代しながら抱卵し、採餌するようです。

 




ミサゴの抱卵期間を調べてみました。

孵化には5週間程を要するようです。

小鳥よりも長い時間を要すると知りました。


4月上旬に初めて巣を発見します。

4月下旬に抱卵を始めたはずなので…

計算すると、6月上旬が孵る頃でしょうか?


雨の中、風の中、陽射しの中。

親鳥の頑張りは続きます。