5月中旬、三宅島で探鳥しました。
初日は、目一杯探鳥を楽しみます。
島旅2日目、雨で思うように探せません。
最終日、雨時々曇の天気でした。
日が昇っても薄暗さが残ります。
それでも、離島での探鳥は諦めきれません。
レンタカーで大路池へ向かいました。
林の中はライトを点けないと危険です。
道中、アカコッコを見つけたので…
車のライトに照らされる姿を撮りました。
暗い中でも、餌探しをしているようです。
池の北側まで来ました。
明るくなるまで待つ事にします。
遠くにトビやゴイサギを見つけました。
オオヨシキリの鳴き声も聴こえます。
霧の中、アマツバメが現れました。
まとまった数で、群れ飛んでいます。
数人のCMと会いました。
海外から来た方もいらっしゃいます。
ツアーなのか、日本人が引率していました。
皆が一方向にカメラを向けています。
私も別方向から便乗しました。
シチトウメジロを観察していたようです。
数羽が、赤い実を食べていました。
クワの実のように見えます。
完全に熟すと黒くなるはずですが…
まだ未熟な実を美味しそうに啄みます。
徐々に明るくなってきました。
しかし、林の中は暗いままです。
ミシマコゲラを見つけましたが…
掲載に足る写真は撮れません。
来た道を、アカコッコ館まで戻りました。
アカコッコ館の周辺で待機します。
ここには広く開けた道がありました。
帰りの船の時間まで、粘ってみます。
近くでタネコマドリが囀りました。
しばらくすると、期待通りに現れます。
まずは♀の登場でした。
入れ替わるように、♂も現れます。
上半身が鮮やかな瞬間を撮れました。
他に、イイジマムシクイやアカコッコも。
ここでの写真は撮れませんでしたが…
前日に撮影したので、満足します。
3日間で観たい野鳥を網羅できました。
撮影が出来なかった種もいましたが…
心のフィルムに残しました。
🍔 🍔 🍔 🍔 🍔
〜旅行の小話⑧〜
三宅島での昼食の話になります。
島の飲食店は決して多くはありません。
週末だと、島民と観光客で混み合います。
予約が必要な店もありますが…
探鳥が優先だったので、困難でした。
初日はランチを提供するホテルを見つけます。
お勧めは「ジャージャー麺」でしたが…
ミックスフライ定食を注文しました。
島旅2日目は雨のため、探鳥を諦めます。
代わりに、カフェでランチを予定しますが…
開店早々でも、予約席でいっぱいでした。
幸い、テイクアウトが可能です。
帰りの船便には余裕をもって行動します。
万が一にも、遅れるわけにはいきません。
まずはレンタカーのガソリンも満タンに…
日曜に営業する店は限られていました。
事前に場所は確認してあります。
給油後、傍のスーパーで買い物しました。
三宅島のお土産も買うことにしますが…
レジのお婆さんが面白い方でした。
婆「庭の畑で鳥の巣を見つけたのよ。赤い小鳥だから、ヤマガラに違いないわね。5個の白い卵を見つけたの。これがその写真よ。検索したら、やっぱりヤマガラだって」
三宅島のヤマガラはオーストンヤマガラです。
私を探鳥者と見て、色々と話してくれました。
…が、隣のお爺さんが反論します。
爺「ヤマガラは樹洞とかに巣を作るはずだ。畑の中に巣を作るなんて有り得ない。コマドリとか、赤い小鳥は他にもいる。野鳥の姿を見ないと判断出来ないよ」
私を置き去りに、討論を交わし始めました。
結果、給油よりもレジに時間がかかります。
お客が少なくて幸いでした。
婆「今度は証拠写真撮るから、また来てね!」
店を出る私に、最後の言葉を頂きます。
色々と、ツッコミどころ満載でした。
営巣中の野鳥はそっとして下さいね。。。
【追記】
見せてもらった写真の卵を思い返します。
白地に薄い糸状の線が入っていました。
以前に見た事がある気がします。
恐らく、ホオジロの卵でした。
(写真は2023年6月に撮ったものです)
ホオジロなら赤っぽく見えるかもしれません。
それに気付いたのは帰りの船でしたが…
私独りで納得していました。