4月下旬の事です。
残雪が消えていない戸隠で探鳥しました。
夏鳥の到来が遅れているようです。
コサメビタキやキビタを見ませんでした。
見つけま方もいるそうですが…
やはり自分の目や耳で確認したいです。
よく姿を見かけたのはアカハラです。
動かずに待つと、間近まで来ました。
いつも、大サービスしてくれます。
ニュウナイスズメも見つけました。
ペアで、樹の洞を行き来しています。
過去にキツツキ類が使った巣穴でしょう。
再利用の品定めをしているようでした。
高い枝に止まっていた♂を撮りますが…
羽を広げた、面白いポーズとなりました。
顎髭のような黒斑がアクセントとなります。
カケスも姿を見せてくれました。
声がしたので、様子を伺っていると…
すぐ目の前の枝に止まりました。
ゆっくりとカメラを構えます。
近過ぎて全身が写せませんが…
ユニークな正面顔が撮れました。
キバシリも数多く見かけます。
殆どが2羽で過ごしていました。
木々の間を目まぐるしく動いています。
ピント合わせの難しい被写体でした。
樹皮と同じ保護色が、実に厄介です。
横顔を見せてくれる時がチャンスでした。
ベンチで休憩していた時の事です。
すぐ傍の樹に、キバシリがやって来ました。
嘴には小虫をたくさん咥えています。育雛中に違いない、と思っていると…
すぐ上にあった洞に入っていきました。
ベンチの真上に営巣するとは驚きです。
距離をとってから、観察を続けました。
2羽が餌を運び、何度も入れ替わります。
すぐに立ち去る場合と、暫く残る場合。
2パターンがありました。
帰巣と出立の経路を確認します。
飛び立ちの瞬間を狙いました。
3回目で、広げた翼を撮影します。
私の腕では、これが限界でした。
満足して、その場を離れます。
キバシリの繁殖はいつも通りでした。
雪が残っていても関係ありません。
次に訪れる頃には巣立っているでしょうが…
再訪する日を楽しみにしています。【観察できた野鳥】(順不同)
キンクロハジロ、アオジ、アオゲラ、
シジュウカラ、ミソサザイ、コガモ、
カルガモ、アカゲラ、アカハラ、コゲラ、
コガラ、エナガ、キバシリ、ヤマガラ、
キジバト、ヒガラ、ヒヨドリ、トビ、
ゴジュウカラ、キセキレイ、カケス、
ニュウナイスズメ、オオアカゲラ、
アオサギ、カワウ
(声のみ)
ツツドリ、ウグイス、イカル、カイツブリ
計25種(+4種)