今年も黒い(ツルシギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

4月下旬の事です。

下越地方へ鳥見に行きました。

朝、新潟市での探鳥を終えます。

昼、阿賀野市の瓢湖に向かいました。



冬は、白鳥やカモ類が飛来します。

夏は、蓮やヨシゴイで賑わいます。

春は、渡りのシギ類が立ち寄ります。




冬は観光目的の餌やりが行われます。

もうその期間は過ぎていますが…

餌箱が設置(放置?)されていました。

ドバトが餌を貪っています。




瓢湖には負傷した水鳥が沢山います。

飛べないため、自力で餌を探せません。

恐らくは、彼等のための餌箱なのでしょう。

鳩が食べているのは頂けませんが(^_^;)




バンの姿がありました。

今季に飛来したのだと思いますが…

越冬した個体もいたのかもしれません。

 

 



今回の主役を見つけました。

ツルシギ(夏羽)です。

かなり黒くなっていました。

 

 



群れで過ごしていました。

数えてみると、全部で10羽です。

換羽の進捗状状況も様々でした。

 

 



基部が赤い嘴、白いアイリング。

わりと特徴の多いシギです。


 



「スサー」のストレッチも観れました。

黒い羽ですが、羽縁は白いです。

翼の縞々模様も綺麗でした。





今年もツルシギを観察出来ました。

過去にはセイタカシギを観たことも…

渡りの時期、様々な場所に行きたくなります。