4月下旬の事です。
GWの前半頃の事でした。
下越地方で探鳥する事にします。
以前から訪問している公園でした。
渡りの時期、様々な野鳥に出会えます。
公園内にある水場が好スポットでした。
この頃になるとCMで賑わいます。
かくいう私も、その1人でした。
観察を初めて早々に小鳥が現れます。
冬鳥のマヒワでした。
冬季に見る機会に恵まれず、今季初です。
♂と♀を1羽ずつ確認しました。
時折、シジュウカラやヒヨドリが訪れます。
野鳥が現れる度、皆がレンズを向けますが…
「なんだ、シジュウカラか…」と呟きました。
夏鳥ではないと、皆からため息が漏れます。
「よく見ると綺麗だよね」
CMの1人が口にします。
私もその通りだと思いました。
珍鳥や迷鳥ではなくても、立派な観察対象です。
「チヨチヨ、ビー」
囀りとともに、ムシクイ類が現れます。
夏鳥のセンダイムシクイでした。
画像には写りませんが、頭央線を認めます。
キビタキ♂も姿を見せました。
水場に入る瞬間は撮れませんが…
華やかな存在です。
「オオルリも来ないかな」
誰かが口にしました。
その声に応えるかのように…
青くない♀が登場します。
オオルリには違いありません。
苦笑混じりのシャッター音が鳴り響きます。
上空が騒がしくなりました。
カラス2羽がモビングを行っています。
追われているのはオオタカでした。
公園内では、よく見る光景なのだとか。
カラスもオオタカも園内で営巣します。
ご近所トラブルは絶えないのでしょう。
🐦️ 🐦️ 🐦️ 🐦️ 🐦️
この日、コマドリを見つけました。
渡りの時期、平野部の公園の楽しみです。
水場ではない場所に現れていましたが…
CMが集まっていたため、気付けました。
食べていたのは、倒木に潜む小虫です。
ミルワーム等ではありません。
ただ、近頃は至る所で餌付けの話を聞きます。
もしかすると…、と思いつつ撮影しました。
その後、再び水場での観察に戻ります。
地元CMらしき方々の会話を耳にしました。
A「さっきコマドリ撮ってた人が言ってたよ」
B「なんて?」
A「餌付けのじゃ写真にならない、って」
B「そう言うなら、ここに来なきゃいい」
やはり、餌付けが行われているようでした。
地元の公園では、餌付けは(多分)ありません。
そもそも、CMが少ないのですが。。。
MFで同じ事が起きない事を願っています。