3月上旬、シンガポールを旅行しました。
2日目はシンガポール植物園で探鳥します。
花壇に飛来する太陽鳥が目的でしたが…
水辺でも、カワセミ類を探します。
早々に小さなカワセミ類を見つけました。
まさにカワセミです。
(Common Kingfisher)
日本でもお馴染みの姿でした。
シンガポールでもその姿は同様です。
「烏」や「雀」は異なる種でしたが…
「翡翠」に同種がいるとは興味深いです。
双眼鏡を持つ白人夫婦と話しました。
「さっき、カワセミが飛んだよ」
通常のカワセミに興味深々です。
私は大型のカワセミ類を探しますが…
そちらには関心が薄そうでした。
興味の対象は人それぞれです。
小さな水場を、通りかかりました。
カメラマンが集まっています。
彼らのレンズの先を探してみると…
すぐ近くに被写体がいました。
コウハシショウビンです。
(Stork-billed Kingfisher)
散策路のすぐ傍に居ました。
距離は10mもないくらいです。
見上げる姿勢はキツイですが…
間近で観察が出来ました。
昨日に続いて2回目です。
因みに、こんな状況でした。
中央上部の樹に隠れています。
通行人も、何事かと足を停めていました。
ツアー客らしき団体も集まり始めます。
彼らの邪魔になるため、移動しました。
植物園は見所も探す所も沢山あります。
暫くの後、再び同じ場所に赴きました。
驚いた事に、まだ滞在しています。
しかも、カメラマンは激減していました。
これ幸いにと、別の角度から撮ります。
動きは少ないですが…
じっくりと観察できました。
小さな池を眺めているようですが…
やはり魚を獲るのでしょうか?
昨年見たカワセミ類を思い出します。
アオショウビンは昆虫を獲っていました。
アカショウビンは蛙などを食べます。
狩りの瞬間が観れたら最高でしたが…
時間の余裕がないため、諦めました。
🪺 🪹 🪺 🪹 🪺
〜旅行の小話⑩〜
1つ、気になる事がありました。
コウハシショウビンが見つめる先の事です。
水面近くの植物に、鳥の巣がありました。
わずかに親鳥の頭が見えていますが…
お分かりでしょうか?
メグロヒヨドリの巣でした。
よく見る野鳥です。
あんな場所に営巣するとはビックリでした。
リスや野鶏の心配は要らないのかも。
ただ、水面が近いため、危険が多そうです。
増水、ミズオオトカゲ、蛇など。。。
先程のコウハシショウビンも、もしかして…
園内には様々な生き物がいました。
それぞれが、精一杯生きています。