シンガポール探鳥記:2025年⑨(キタカササギサイチョウ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

3月上旬、シンガポールを旅行しました。

2日目は朝から植物園を歩き回ります。

殆どは昨年出会えた野鳥でした。

1年振りの再会を楽しみます。

 

 

 

鮮やかな花が咲く花壇で待っていると…

キバラタイヨウチョウ♂が来ました。

黄色と濃い青色の、綺麗な鳥です。

太陽鳥の中でも、最も数が多いのだとか。

 

 

 

 

花と野鳥は絵になります。

動きが素早いので、難しいのですが…

思い通りに撮れると、嬉しくなります。

 

 

 

 

キバラタイヨウチョウ♀も現れました。

先程の♂が、♀を追いかけます。

花畑でじゃれ合っているように見えました。

 

 

 

 

どの種も、♂の方が目立つ色合いです。

♀だと、種の識別が難しかったのですが…

♀はキバラタイヨウチョウしか現れません。

花壇が最も遭遇確率は高いのですが…

少しだけ残念でした。

 

 

 

野鳥を探して、園内を歩きます。

南側にあるスワン・レイクに着きました。

1羽のコブハクチョウを見つけます。

散歩者がスマホで撮影していました。

私は、もっと海外らしい野鳥を探します。

 

 

 

…見つけました。

大きな声で鳴き交わすモノがいます。

背の高い樹の上の方でした。

双眼鏡で姿を探していると…

鳴き声が移動します。

すかさず、飛び立つ姿を撮影しました。

キタカササギサイチョウです。

(Oriental Pied Hornbill)

 

 

 

 

海外らしい野鳥でした。

大きな嘴が、まるで角のようです。

カラスより大きく、トビくらいでした。

水辺に突き出した枝にとまります。

かなり近くで観察できました。

 

 

 

 

中国人家族も観察に加わります。

賑やかな観察会になりましたが…

この鳥、気に留める様子がありません。

マイペースに過ごしていました。

 

 

 

 

この鳥の鳴き声はかなり特徴的でした。

動画で紹介できないのが残念です。

 

 

 

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~旅行の小話⑨~

 

 

 

旅行3日目に国立博物館に行きました。

フォートカニングパークのすぐ傍です。

この国の歴史や文化を学べる場所でした。

外観は改装中でしたが、入館は可能です。

日本語ガイドツアーもあるそうでしたが…

タイミングが悪くて参加できません。

それでも、非常に有意義でした。

 

 

 

興味を惹かれた展示物がありました。

キタカササギサイチョウの頭部です。

 

 

 

昔の遺跡から出土したのだとか。

展示されていたのは最近のモノです。

 

何とか英文の説明を翻訳して読みますが…

日常会話以上の単語が分かりません。

見たところ、詳細は記されて無さそうです。

昔において、どんな意味があったのでしょうね。

 

 

 

余談ですが…

 

私が英文と格闘していた時の事です。

呆れた子供が教えてくれました。

 

「Google翻訳のアプリ使ったら?」

 

 

なんて便利なものがあるのでしょう!

リアルタイムで撮った文字を翻訳してくれます。

ネット環境こそ必要ですが、助かりました。

所々、怪しい翻訳もありましたが、十分です。

 

子供の適応力にも驚かされました。

私がロートル化しているのかもしれませんが。