シンガポール探鳥記:2025年➁(ムナオビオウギビタキ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

3月上旬、シンガポールで探鳥しました。

最初に散策したのは市内の公園です。

その名もフォート・カニング・パーク。

昨年は時間がなくて通過するだけでしたが…

再び訪れる事が出来ました。

 

 

 

園内では多くの野鳥を見ます。

最も発見しやすいのはこの鳥でした。

セキショクヤケイ♂です。

(Red Junglefowl)

 

 

 

♀と幼鳥(ヒヨコ)も見かけました。

暗がりに居て、撮影は出来ませんでしたが…

ニワトリの原産と言われています。

至る所を、我が物顔で歩いていました。

とても野鳥とは思えません。




至る所を飛び回る野鳥もいます。

市街地にまで進出していました。

ジャワハッカです。

(Javan Myna)

 

 


日本でのカラス並みに見かけました。

大阪ではハッカチョウを見ましたが…

本当によく似ています。


 


囀る小鳥を見つけます。

下から見上げる形でしたが…

黄色い体が印象的でした。

ヒメコノハドリ♂です。

(Common Iora)

 

 

 

今回が初見の野鳥でした。

下りて来るのを待ちますが…

恋の季節なのか、囀るのに一生懸命です。

諦めて、他の場所に移動しました。

 

 

 

嬉しい再会を果たします。

白と黒のシンプルな小鳥でした。

ムナオビオウギビタキです。

(Malaysian Pied Fantail)

 

 

 


巣が近くにあったのかもしれません。

同じ場所に留まっていました。

刺激しないように、立ち去ります。

 

 

 

 

別の場所でも見つけました。

尾羽を扇状に広げます。

ピンと立ててもいました。

先端が白い尾羽を左右に確認します。

 

 

 

オジロビタキを彷彿とさせました。

昨年も観察できた種ですが…

その時は一瞬の出会いでした。

今回は長く目の前で留まってくれます。


扇のような尾羽が特徴です。

胸にある白い帯も、名前の通りでした。

白くて細長い眉斑が可愛いです。



前回は観察不足でした。

今回はその特徴をしっかりと撮影します。

ただ、非常に情報量(枚数)が多いので…

ブログを作成しながら、振り返っています。




チューリップ黄  チューリップ赤  チューリップ紫  チューリップピンク  チューリップオレンジ

 

 

 

~旅行の小話➁~

 

 

 

最初の探鳥地は都市公園でした。

フォート・カニング・パークです。

Bencoolen駅から徒歩で向かいました。

ビル群の真っ只中にあります。

 

 

 

 

園内にはツリートンネルがありました。

インスタ映えスポットとして有名なのだとか。

撮影待ちの方々が長い列を成していました。

傍を通り過ぎる際に、1枚パシャリ。

トンネルから見上げる緑が綺麗です。

 

 

 

実は、歴史のある史跡でもありました。

昔、この小高い丘に王宮があったそうです。

『禁断の丘』と呼ばれ、立入禁止でした。

その後、英国のラッフルズ卿が住居を構えます。

 

第二次世界大戦の痕跡もありました。

日本軍が侵攻し、英国マレー軍を降伏させます。

当時の大砲や司令部の跡がありました。

すぐ傍には国立博物館もあります。


シンガポールの歴史も学べる場所でした。