3月上旬の事です。
大阪の淀川河川敷で探鳥しました。
目当てはツリスガラでしたが…
オオジュリンを見かけるのみです。
結果は、残念ながら空振りでした。
未だ見た事のない野鳥です。
諦めきれず、葦原周辺を歩きました。
砂利道に体を擦り付けるネコを発見。
野鳥でいうところの砂浴びでしょうか?
気持ち良さそうに転がっていました。
カワラヒワを見つけます。
落ちた種子を食べていました。
嘴には色々と付着していて…
食いしん坊に見えました。
「フィッポ、フィッポ」
聴き慣れた鳴き声がします。
ベニマシコに違いありません。
アキニレの樹に見つけました。
なおも散策を続けていると…
ムクドリっぽい野鳥を見つけました。
ただ、嘴の形状が異なります。
外来種のハッカチョウでした。
センダンの樹に集まっています。
この実も食べるようですが…
傍にはノイバラの実もありました。
そちらが本命のようです。
1羽が嘔吐(えず)きます。
白いペリットを吐き出しました。
センダンの実でしょうか?
ハッカチョウ(Crested Myna)は初見です。
昨年、似た種をシンガポールで観察しました。
ジャワハッカ(Javan Myna)
インドハッカ(Common Myna)
特にジャワハッカと似ていると思います。
嘴の基部に飾り羽があるのも同様でした。
異なるのは嘴や足や眼の色でしょうか?
ジャワハッカ(2024年3月撮影)
思いもよらない出会いでしたが…
翌日、改めて相違点を観察する事にします。
今回、大阪へは海外旅行で立ち寄りました。
この夜、関西国際空港から出国します。
昨年に続き、再びシンガポールに向かいました。
前回は行けなかった場所も巡る事にします。
次回からは海外探鳥記の紹介となります。