葦原の中の(メジロ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

3月上旬の事です。

仕事を終えて、夜行バスに飛び乗ります。

深夜の新潟から、早朝の大阪へ。

大阪は経由地で、目的地は別でした。

それでも、午前中を探鳥に費やします。

以前から気になっていた場所に行きました。

淀川の河川敷です。




葦原を含めた草地の広がる地域でした。

所々、工事のため立ち入れません。

大きな都会の小さな自然で探鳥をしました。


ムクドリ、ドバト、ハクセキレイ…

イソヒヨドリの姿もありました。

小さな川辺にはイソシギも見つけます。


カルガモ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、

ホシハジロ、オカヨシガモ…

川面にも多くのカモ類を観察出来ました。




観察中は足元が疎かになります。

ゴミだと思っていた物体が動きました。

ヌートリアです。

近付くまで気付きませんでした。

 




葦原の広がる区域に来ました。

探している対象はツリスガラです。

同じ目的のCMも数人いました。

葦原を凝視しつつ、耳でも探します。



遠くにオオジュリンを見つけました。

足の茎に潜む小虫を探しています。

 

 



暫く待つと、近付くまで来ました。

丁度良く、朝日も射し込みます。

逆光ですが、ヨシの穂が輝きました。

オオジュリンが穂を食(は)んでいます。

 

 



ツリスガラを見つける事ができません。

それでも頑張って探していると…

オオジュリンとは異なる種を見つけました。

メジロです。

葦原の中にある植物を食べていました。

 

 



オオジュリンとニアミスします。

オオジュリンは威嚇し、追い払いました。

メジロの方がひと回り小さいようです。

 

 

 


メジロ達の応酬が観察出来ました。

ツリスガラはお預けでしたが…

またの楽しみとします。




メジロと赤い実(ノイバラ?)