もうすぐ北へ(オオハクチョウ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

3月上旬、市内で探鳥しました。

白鳥の飛来する池に行く事にします。




全体的な数は減っていました。

しかし、まだ周辺の田圃でもみかけます。

ただ、カモ類の数が減っていました。

餌を求めて集まる数も、やや控え目です。

スズガモ♀を2羽見つけました。

 

 

 


突然、目の前にカワウが現れます。

繁殖期を迎え、羽の色が変わりました。

私的には老化しているように見えますが…

エメラルドグリーンが綺麗でした。

 




コガモのペアも見つけます。

仲良く浅瀬で休んでいました。

♂は綺麗な繁殖羽に換わっています。

 



一方の♀は特徴が乏しいですが…

敵に狙われ難いためだと思っています。

単体でいると、見つけ難い存在ですした。




白鳥はまだ十数羽が残っています。

殆どがオオハクチョウでした。

周囲に採餌に行った群れを合わせれば…

まだ百羽近くが残っている気がします。


 



1つの群れが池の周囲を飛び回りました。

白鳥の群れは家族で構成される事が多いです。

真っ白い親鳥、灰色混じりの若鳥。

画面に写りませんが6羽の家族でした。

 

 



長旅に備えての練習でしょうか?

飛び立ち、飛翔、旋回、着水…

何度か繰り返しているようでした。

 




じきに北帰行が始まる頃です。

落鳥する事無く、目的地へ到着して欲しい。

そう願わずにはいられません。