仏像が如き(トラフズク) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

2月上旬、晴れた休日の事です。

久し振りに下越地方に向かいました。

下越とは新潟市を含めた新潟県北部です。

もちろん、目的は探鳥でした。

 

 

 

まずはトラフズクが越冬するポイントへ。 

常緑樹の中に潜んでいるはずです。

…居ました。

後ろ姿を見つけます。

 

 

 

 

正面に回りますが、葉が邪魔で…

ジッと動かないので、仏像のようです。

隙間から、御尊顔を仰ぎ見ました。

 

 

 

 

大きな公園が隣接していました。

ついでに周辺を散歩します。

 

シジュウカラが数多く見つけました。

素早いため、なかなか撮れませんが…

翻弄されつつ、数枚をパシャリ。

 

 

 

 

他には、カラスやヒヨドリと…

カシラダカの群れを見つけます。

カメラを向けると、茂みに隠れましたが。

 

樹上にアトリの群れを見つけます。

数羽でしたが、周囲にはもっといる様子。

近くの個体だけ観察しました。

 

 

 

 

再びトラフズクの場所へ。

やはり動いてはいませんが…

道行く人が立ち止まり、眺めていました。

 

「今日もいるね〜」

「1羽だけか〜」

 

近隣の方々には広く知られた場所です。

 

 

 

 

羽角がハッキリと立っていました。

薄っすらと目を開けているようです。

…ますます仏像みたいでした。

 

 

 

 

毎年同じ場所(樹)で越冬します。

毎回代わり映えの無い姿ですが…

1度は会いに行きたくなる存在でした。