標識、蓮の根、ガムテープ(コハクチョウ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

2月上旬の事でした。

下越地方で探鳥をします。

 

 

 

阿賀野市にある瓢湖に立ち寄りました。

白鳥やカモ類が飛来する観光名所です。

今季の白鳥は9000羽を超えました。

雪と共に、純白の姿が美しいです。

 

 

 

 

五頭連峰を背景に、群れ飛んでいました。

マガンのように一斉に飛び立ちませんが…

何回も飛び立つため、撮影チャンスが多いです。

 

 

 

 

標識を付けた個体を見つけました。

「C75」と「C76」とあります。

ロシアのチャウン湾で放鳥された個体でした。

昨年も長岡市で2羽とも確認されています。

(HP「標識コハクチョウ名簿」より)

 

 

 

 

蓮の根を食べている個体が居ました。

レンコンでは無さそうですが…

一心不乱に根っこを啄んでいます。

 

 

 

 

痛々しい姿の個体も居ました。

頭部に何かが貼り付いています。

当初、落ち葉かと思ったのですが…

どうやらガムテープのようです。

 

 

 

 

嘴が届かないので、自らは剥がせません。

幸いにも、元気そうではありましたが…

どんな経緯で貼り付いたのも気になります。

捨てられたゴミ等が原因でしょうか?

 

 


 

釣り具での被害を目にする事があります。

ガムテープは初めてでしたが…

 

「ゴミは捨てない、放置しない」


そんな気持ちで自然を大事にしたいです。