雪の融けた公園で(ジョウビタキ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

1月下旬の事です。

上越市で探鳥をしました。

2週間前にも訪れましたが…

あれ程積もった雪が融けています。

雰囲気の異なる市内を散策しました。

 

 

 

田園地帯を車で走行中の事です。

低空で野を擦るように飛ぶ鳥がいました。

最初はノスリだと思いましたが…

降り立った姿で誤認に気付けました。

キジ♂です。

 

 

 

尾羽の短い、若い♂のようでした。

脇道をトコトコと歩いていきます。

車を停め、数枚だけ撮影しました。

 

 

 

次に、大潟水と森公園を訪れます。

やはり、雪は殆ど融けていました。

お陰で歩き易いのですが…

かえって野鳥が探しにくくなります。

採餌場所に困らない為、分散していました。

 

 

園内をかなり歩きます。

ようやく、ヒタキの鳴き声を耳にしました。

枯れ草の中にジョウビタキ♀を発見します。

 

 

 

棘のある枝は、タラノキでしょう。

春には新芽が出て、山菜として食せます。

園内での採取は禁止されていますが…

毎年、手折られているのを見つけます。

不届き者がいるのでしょう。

 

 

 

ジョウビタキ♀は長く留まります。

背景が一様ですが、貴重な被写体でした。

 

 

 

 

賑やかな鳴き声がします。

茂みの奥に声の主を見つけました。

ミソサザイです。

 

枝が被るため、位置を変えていると…

シジュウカラが目の前に来ます。

ミソサザイは逃げてしまいました。

 

 

 

 

再びジョウビタキの観察に戻ります。

何やら嘔吐(えづ)く様子を見せました。

ペリットの吐き出しです。

連写モードで内容物を確認しました。

黒い植物の種でしょうか?

 

 

 

 

しばらく周囲を探します。

カシラダカやアトリも見つけましたが…

遠くて観察&撮影するには足りません。

 

ここでの収穫はジョウビタキでした。

最後に背面を撮ってお別れします。

 

 

 

密かにキクイタダキを期待していました。

先日はルリビタキやカワセミ等を観ますが…

なかなか都合良くはいきません。