市内の海食崖(ハヤブサ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

11月9日の事です。

市内の海岸を散策しました。

 

 

 

海面にヒドリガモの群れを見つけます。

鳴き声を交わしながら、過ごしていました。

アメリカヒドリを探しますが…

通常のヒドリガモだけの群れのようです。

 

 

 

遠くの浜に2羽のシギを見つけました。

1羽はハマシギでした。

もう1羽はソリハシシギです。

ただ、右の翼が垂れ下がっていました。

もしかすると、怪我をしているのかも。

気の毒に思います。

 

 

 

 

離れた浜に移動しました。

岩場にシロチドリを見つけます。

他にはミヤコドリがいました。

以前から滞在中の2羽です。

このまま越冬しそうな気がしてきました。

 

 

 

 

場所を変え、海崖を訪れます。

ハヤブサを観る事ができる場所でした。

今まで遭遇率は2割未満なのですが…

 

 

それでも、形跡を見つける事が出来ました。

お気に入りの止まり木があります。

その真下を探してみると…

動物の毛や骨、羽根や翅を見つけました。

翅はカミキリムシのものでしょうか?

鳥の吐き出したペリットです。

 

 

 

そこに野鳥がいたという痕跡でした。

ここではカラスも見かけます。

必ずしもハヤブサとは限りませんが…

内容物からは、動物食だと分かります。

 

 

 

崖壁を望める場所にも行きました。

海に削られて出来た海食崖です。

かなり遠い崖にカワウの群れていました。

黒い点の下側が、白い糞で汚れています。

まるで白い岩肌のようでした。

 

 

 

 

しばらく双眼鏡で崖を眺めています。

すると、何処からか鳥が飛んできました。

探していたハヤブサです。

海面に近い岩場に降り立ちました。

 

 

 

 

近くには釣り人が居ます。

此処からだと近くに見えますが…

実際には距離があるのでしょう。

 

 

 

ハヤブサは釣り人を凝視しています。

…釣った魚のおこぼれを狙っている?

真偽はわかりませんでした。

 

 

 

ハヤブサの姿を確認出来て良かったです。

春には繁殖を期待できるかもしれません。