巻貝を食す(ミヤコドリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

10月11日の事です。

晴天の空の下、海岸を散策しました。

適度に干潮の時間帯になります。

波も激しくはありません。

 

 

 

岩場には釣り人が数人居ました。

シギチは岩の陰に隠れていましたが…

隠しきれない大きなチドリがいました。

ミヤコドリです。

 

 

 

鮮やかな嘴は、餌を咥えていました。

貝類のようですが、巻貝でしょうか?

ここは岩場なので二枚貝は少ないですが…

岩場は巻貝ならば豊富です。

 

 

 

岩間に座して観察していると…

飛んで、こちらに近寄って来ました。

飛んでいても嘴の先には巻貝の姿が。

食いしん坊です、かなり。

 

 

 

 

採餌する姿を近距離で観察しました。

隙間に嘴を差し入れます。

岩場でも細長い嘴は有利に働いていました。

 

 

 

 

日が陰ると、嘴の色が際立ちます。

よく見ると、巻貝を捕らえていました。

窪みに置いて、中身をつつき出します。

 

 

 

 

最接近は20mくらいでした。

近くで見ると、赤い眼が怖いです。

 

 

 

 

別のミヤコドリが遠くに来ました。

最近は、2羽で過ごしているようです。

飛び去る際、背面を撮る事が出来ました。

白黒の、翼の模様も綺麗です。

 

 

 

 

ミヤコドリは貝好きで有名です。

二枚貝しか食べないと思っていましたが…

長い嘴を器用に使っていました。