落ち葉の如く(アトリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

10中旬、秋の自然公園を散策しました。

先日見つけたサメビタキ属を探します。 

しかし、姿はありません。

ツグミ類の到来も未だのようです。

 

 

 

代わりに、イカルの群れが来ていました。

園内には賑やかな鳴き声が響きます。

何かの木の実を食べていました。

 

 

 

 

こちらの個体は、頭を掻き掻き…

開いた嘴が、気持ち良さを表してました。

 

 

 

 

頭部の黒色が斑(まだら)な個体もいます。

イカルの幼鳥でした。

枝を伝いながら、明るい場所に出てきます。

濃紺な初列風切羽の光沢が綺麗でした。

 

 

 

 

遊歩道を歩いていた時の事です。

遠くの地面が動いた気がしました。

注意深く観察します。

アトリが木の実を食べていました。

 

 

 

 

橙色中心の模様が、地面に同化します。

後ろ姿が、落ち葉に似ていました。

 

 

 

 

大群で過ごす事のある冬鳥です。

集鳥(あつとり)が名前の由来との説も。

この日は2羽だけの到来でしたが…

雪が積もる頃には数が増えるはずです。

冬が楽しみですが、今は秋を愉しみました。