素嚢の膨らみ(ホシガラス) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

9月6日、乗鞍岳に行きました。

ホシガラスをたくさん撮影します。

1度では載せきれないため、再び紹介します。

 

 

 

畳平バスターミナルから山頂まで…

至る所に出没しました。

目撃頻度が高いのはハイマツの傍です。

ハイマツの実を食べる姿を何度も見ました。

 

 

 

 

『肩ノ小屋』周辺も良いポイントでした。

登山道を少し登った所を飛び交います。

邪魔にならないよう、広い場所を選びました。

何度も近くを飛んでくれます。

 

 

 

 

クマに遭遇した時も、目の前に現れました。

白と黒とで、類似点がありますが…

さすがに、緊張感が違います。

 

 

 

 

よくハイマツの実を咥えていました。

ハイマツ(這松)は背丈の低い松です。

松ぼっくりのような実だと思っていましたが…

意外に、瑞々しい実を啄んでいました。

 

 

 

 

岩場の上には、不自然な残骸が。。。

恐らくは、ホシガラスの食痕でした。

ハイマツは、実を沢山つけるようです。

この地で生きる動物の貴重な食料でした。

多くの生命を支えているのでしょう。

 

 

 

 

ホシガラスの素嚢が膨らんでいます。

スリムな個体は、殆ど見かけませんでした。

どうやら貯食行動も行なうようです。

素嚢に貯めた実を吐き出すのでしょうか?

 

 

 

 

餌が少ない時は、集団で移動するのだとか。

初めて見る種を、じっくりと観察出来ました。

 

 

 

【観察できた野鳥】(順不同)

 

イワツバメ、ホシガラス、カヤクグリ、

ノスリ、サシバ、ルリビタキ、イワヒバリ?

 

計7種

 

 

【野生動物】

ツキノワグマ

 

 

 

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〜おまけ〜

 

 

 

ホシガラスを撮影中の事です。

何人もの登山客に尋ねられます。

 

「ライチョウですか?」

「いえ、ホシガラスといいます」

 

皆、一様にガッカリして去っていきました。

ホシガラスも十分に可愛いと思いますが…